@IDX:67400
@OFF:0xf3
@SPK:
@JPN:　………………。
@ENG:

@IDX:67401
@OFF:0x125
@SPK:
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:67402
@OFF:0x153
@SPK:
@JPN:　……。
@ENG:

@IDX:67403
@OFF:0x1d8
@SPK:
@JPN:　粘度の高い液体の中から、大きな手で無理やり引き　ずり出されたかのように、眠りの海を漂う船から、　突然放り出された。
@ENG:

@IDX:67404
@OFF:0x25a
@SPK:
@JPN:　唐突に訪れた覚醒に、頭が混乱している。
@ENG:

@IDX:67405
@OFF:0x290
@SPK:
@JPN:　そして、身体も異常なほどに重い。
@ENG:

@IDX:67406
@OFF:0x2d0
@SPK:
@JPN:　いくらダルくとも布団を這い出すことができた昨日　に比べて、今日はさらに状態が悪い。
@ENG:

@IDX:67407
@OFF:0x332
@SPK:
@JPN:　まるで金縛りにあったように、指一本動かすことも　ままならない。
@ENG:

@IDX:67408
@OFF:0x390
@SPK:
@JPN:　この、ダルさは……。
@ENG:

@IDX:67409
@OFF:0x3b4
@SPK:
@JPN:　あまりに強烈すぎて、昨日、一昨日と比較するのも　バカらしい。
@ENG:

@IDX:67410
@OFF:0x400
@SPK:
@JPN:　視線だけ動かし時計を見ると、午前３時……。
@ENG:

@IDX:67411
@OFF:0x43a
@SPK:
@JPN:　こんなふざけた時間に、目が覚めるとは……。
@ENG:

@IDX:67412
@OFF:0x484
@SPK:
@JPN:　確かに昨日眠りについたのは陽が落ちてすぐだった　から、７時間程度は寝ている。
@ENG:

@IDX:67413
@OFF:0x4e0
@SPK:
@JPN:　だからと言って、何もこんな時間に目が覚めなくて　も……。
@ENG:

@IDX:67414
@OFF:0x538
@SPK:
@JPN:　それにしてもダルい。
@ENG:

@IDX:67415
@OFF:0x55c
@SPK:
@JPN:　身体がズッシリと重く、どこにも力が入らない。
@ENG:

@IDX:67416
@OFF:0x598
@SPK:
@JPN:　いや、力が入らないというのも違う気がする。
@ENG:

@IDX:67417
@OFF:0x5d2
@SPK:
@JPN:　力みっぱなしで、うまく脱力できない。
@ENG:

@IDX:67418
@OFF:0x606
@SPK:
@JPN:　そんな感じがする。
@ENG:

@IDX:67419
@OFF:0x63a
@SPK:
@JPN:　考えても仕方がない。
@ENG:

@IDX:67420
@OFF:0x65e
@SPK:
@JPN:　まだこんな時間だ、とりあえず寝よう。
@ENG:

@IDX:67421
@OFF:0x74c
@SPK:
@JPN:　そう思ったが、容易には眠気がやってこない。
@ENG:

@IDX:67422
@OFF:0x786
@SPK:
@JPN:　副院長にもらった薬を飲もうかと思ったが、あまり　薬に頼りすぎるのもどうかと考え直す。
@ENG:

@IDX:67423
@OFF:0x7ea
@SPK:
@JPN:　もう少しだけ我慢してみることにしよう。
@ENG:

@IDX:67424
@OFF:0x83a
@SPK:
@JPN:　…
@ENG:

@IDX:67425
@OFF:0x84a
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:67426
@OFF:0x858
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:67427
@OFF:0x866
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:67428
@OFF:0x874
@SPK:
@JPN:。
@ENG:

@IDX:67429
@OFF:0x89a
@SPK:
@JPN:　そうやって天井を眺めていると、ようやく緩やかな　眠りの坂を落ちることができた。
@ENG:

@IDX:67430
@OFF:0x96d
@SPK:
@JPN:　………………。
@ENG:

@IDX:67431
@OFF:0x99f
@SPK:
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:67432
@OFF:0x9cd
@SPK:
@JPN:　……。
@ENG:

@IDX:67433
@OFF:0xa5e
@SPK:
@JPN:　差し込む日の光が、僕に覚醒を促す。
@ENG:

@IDX:67434
@OFF:0xa90
@SPK:
@JPN:　目覚めると同時に、猛烈なダルさが僕の身体を支配　していることに気づく。
@ENG:

@IDX:67435
@OFF:0xaf6
@SPK:
@JPN:　あのせいだろうか？
@ENG:

@IDX:67436
@OFF:0xb18
@SPK:
@JPN:　ゆっくりと記憶の井戸を掘り起こしていく。
@ENG:

@IDX:67437
@OFF:0xb50
@SPK:
@JPN:　昨夜のことは、なぜか夢幻の中の出来事のように、　ボンヤリと曖昧なものになってしまっていた。
@ENG:

@IDX:67438
@OFF:0xbba
@SPK:
@JPN:　それでも確実なことがいくつかある。
@ENG:

@IDX:67439
@OFF:0xbfc
@SPK:
@JPN:　御堂さんを犯した。
@ENG:

@IDX:67440
@OFF:0xc1e
@SPK:
@JPN:　いや、犯したというのは正確じゃない。
@ENG:

@IDX:67441
@OFF:0xc52
@SPK:
@JPN:　御堂さんの方から身体を提供してきたのだ。
@ENG:

@IDX:67442
@OFF:0xc8a
@SPK:
@JPN:　僕が病院から出て行くという条件で。
@ENG:

@IDX:67443
@OFF:0xcca
@SPK:
@JPN:　でも僕は出て行っていない。
@ENG:

@IDX:67444
@OFF:0xcf4
@SPK:
@JPN:　そんなもの当たり前だ。
@ENG:

@IDX:67445
@OFF:0xd1a
@SPK:
@JPN:　簡単に仕事を放り出せるものか。
@ENG:

@IDX:67446
@OFF:0xd48
@SPK:
@JPN:　胸の辺りにズキンとした痛みが起きる。
@ENG:

@IDX:67447
@OFF:0xd7c
@SPK:
@JPN:　これは、罪悪感だろうか？
@ENG:

@IDX:67448
@OFF:0xda4
@SPK:
@JPN:　御堂さんを騙したことに対する罪の意識……。
@ENG:

@IDX:67449
@OFF:0xdee
@SPK:
@JPN:　ブンブンと頭を振って余計な考えを追い出す。
@ENG:

@IDX:67450
@OFF:0xe28
@SPK:
@JPN:　別に負い目に感じる必要などない。
@ENG:

@IDX:67451
@OFF:0xe58
@SPK:
@JPN:　騙されるほうが悪いのだ。
@ENG:

@IDX:67452
@OFF:0xe80
@SPK:
@JPN:　そう、騙されるほうが悪いのだ……。
@ENG:

@IDX:67453
@OFF:0xec4
@SPK:
@JPN:　何とか頭を切り替えて、時計を見る。
@ENG:

@IDX:67454
@OFF:0xef6
@SPK:
@JPN:　午前６時。
@ENG:

@IDX:67455
@OFF:0xf10
@SPK:
@JPN:　ずいぶん中途半端な時間に目覚めたものだ。
@ENG:

@IDX:67456
@OFF:0xf65
@SPK:
@JPN:　差し込む日の光が、僕に覚醒を促す。
@ENG:

@IDX:67457
@OFF:0xf97
@SPK:
@JPN:　さっき目覚めた時と同じ、猛烈なダルさが僕の身体　を支配し続けていた。
@ENG:

@IDX:67458
@OFF:0xffd
@SPK:
@JPN:　時計を見る。
@ENG:

@IDX:67459
@OFF:0x1019
@SPK:
@JPN:　午前６時。
@ENG:

@IDX:67460
@OFF:0x1033
@SPK:
@JPN:　中途半端な時間に目が覚めてしまった。
@ENG:

@IDX:67461
@OFF:0x1075
@SPK:
@JPN:　枕元に置いておいた薬を３錠まとめて口に運ぶと、　唾液と共に飲み下した。
@ENG:

@IDX:67462
@OFF:0x10cb
@SPK:
@JPN:　あとは、なにもしない。
@ENG:

@IDX:67463
@OFF:0x10f1
@SPK:
@JPN:　布団の上で脱力しきったまま、瞬きもせずに天井を　睨み続けるだけ。
@ENG:

@IDX:67464
@OFF:0x1141
@SPK:
@JPN:　もう一眠りする時間はない。
@ENG:

@IDX:67465
@OFF:0x116b
@SPK:
@JPN:　ただただじっと固まっている。
@ENG:

@IDX:67466
@OFF:0x11a5
@SPK:
@JPN:　効果はあるだろうか？
@ENG:

@IDX:67467
@OFF:0x11c9
@SPK:
@JPN:　薬は飲んだから、これで動けるようにならなかった　としても僕のせいではない。
@ENG:

@IDX:67468
@OFF:0x1223
@SPK:
@JPN:　副院長のミスと言うことはできないが、少なくとも　薬が効かなかったという言い訳はできる。
@ENG:

@IDX:67469
@OFF:0x1289
@SPK:
@JPN:　第一、本当に具合が悪いのだから……。
@ENG:

@IDX:67472
@OFF:0x13c6
@SPK:[\protag]
@JPN:　はい、もしもし？
@ENG:

@IDX:67474
@OFF:0x1423
@SPK:［真魚］
@JPN:　あーっ！　やっぱりまだ部屋にいた！　何やってんの？　もう８時半だよ！？
@ENG:

@IDX:67477
@OFF:0x14a1
@SPK:[\protag]
@JPN:　それが、身体がダルくてさ。今まで横になってたんだ。
@ENG:

@IDX:67479
@OFF:0x1518
@SPK:［真魚］
@JPN:　ふぅん……でもさ、今は平気っぽいけど？
@ENG:

@IDX:67482
@OFF:0x1576
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？　あ、あれ？　本当だ……動ける……。
@ENG:

@IDX:67484
@OFF:0x15e3
@SPK:［真魚］
@JPN:　……じゃあさ、早く来てよ。更衣室で待ってるから。
@ENG:

@IDX:67487
@OFF:0x164b
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ、ああ……。
@ENG:

@IDX:67488
@OFF:0x169b
@SPK:
@JPN:　昨日の効き目は、まぐれではなかったらしい。
@ENG:

@IDX:67489
@OFF:0x16d5
@SPK:
@JPN:　指一本動かすことのできなかった身体が、今は何の　問題もなく布団から抜け出している。
@ENG:

@IDX:67490
@OFF:0x1737
@SPK:
@JPN:　昨日ほど劇的ではないが、無気力だった心にも浮き　立つような活力が湧いている。
@ENG:

@IDX:67491
@OFF:0x17a1
@SPK:
@JPN:　何という薬なのだろう？
@ENG:

@IDX:67492
@OFF:0x17c7
@SPK:
@JPN:　青い小粒の錠剤……。
@ENG:

@IDX:67493
@OFF:0x17eb
@SPK:
@JPN:　薬品名は……よく分からない。
@ENG:

@IDX:67494
@OFF:0x1817
@SPK:
@JPN:　薬袋には副院長の走り書きで何か書いてあるのだが　僕の拙い知識では読み取ることができない。
@ENG:

@IDX:67495
@OFF:0x187f
@SPK:
@JPN:　機会があったら調べてみようか……。
@ENG:

@IDX:67496
@OFF:0x18c3
@SPK:
@JPN:　とにかくこれで、仕事は休めなくなった。
@ENG:

@IDX:67497
@OFF:0x18f9
@SPK:
@JPN:　薬が効いている以上、休めばただのサボリ。
@ENG:

@IDX:67498
@OFF:0x1931
@SPK:
@JPN:　気分を切り替えて、仕事場に向かおう……。
@ENG:

@IDX:67500
@OFF:0x1abf
@SPK:［真魚］
@JPN:　むぅ……遅いよぉ！　今何時だと思ってんのぉ！？
@ENG:

@IDX:67503
@OFF:0x1b25
@SPK:[\protag]
@JPN:　何時って……時計、そこにあるだろ？　今は……。
@ENG:

@IDX:67505
@OFF:0x1b98
@SPK:［真魚］
@JPN:　そういうこと言ってんじゃないの！　まったくもう……開始が遅れたら、終わるのも遅れちゃうんだよ！？
@ENG:

@IDX:67508
@OFF:0x1c30
@SPK:[\protag]
@JPN:　分かってるよ……体調が悪かったって言ってるじゃないか。
@ENG:

@IDX:67510
@OFF:0x1cab
@SPK:［真魚］
@JPN:　むぅ……結構平気っぽいじゃん！　電話にだって、すぐ出たし……。
@ENG:

@IDX:67513
@OFF:0x1d21
@SPK:[\protag]
@JPN:　電話にすぐ出るのと体調が悪いのはあんまり関係ないだろ。
@ENG:

@IDX:67515
@OFF:0x1d9c
@SPK:［真魚］
@JPN:　むむ……じゃあ、何時に起きたのよ！　体調が悪いんだったら連絡してくれてもいいでしょ！？
@ENG:

@IDX:67518
@OFF:0x1e2a
@SPK:[\protag]
@JPN:　ちゃんと起きたのはあの電話だよ……。６時頃、目が覚めた時に体が動かなかったから、薬を飲んでまた寝ちゃったんだ……。
@ENG:

@IDX:67520
@OFF:0x1ee1
@SPK:［真魚］
@JPN:　何でそこで寝ちゃうのよぉ！　起きてれば動けるようになったかもしれないでしょ！
@ENG:

@IDX:67523
@OFF:0x1f65
@SPK:[\protag]
@JPN:　途中までは起きてようとしたさ。でも、薬のせいか分かんないけど、気がついたら落ちちゃってて……。
@ENG:

@IDX:67525
@OFF:0x2008
@SPK:［真魚］
@JPN:　むむむむむむむむ、むぅ！　……心配したんだからね！
@ENG:

@IDX:67526
@OFF:0x206e
@SPK:
@JPN:　昨日の泣き顔が嘘のように、真魚は僕の前に平然と　現れ、僕を弾劾してきた。
@ENG:

@IDX:67527
@OFF:0x20c6
@SPK:
@JPN:　いや、この表現は正しくない……。
@ENG:

@IDX:67528
@OFF:0x20f6
@SPK:
@JPN:　僕の方が遅くここに来たのだから……。
@ENG:

@IDX:67529
@OFF:0x213a
@SPK:
@JPN:　いずれにせよ、真魚の様子に無理は見られない。
@ENG:

@IDX:67530
@OFF:0x2176
@SPK:
@JPN:　遅れたことを自然に怒り、何の構えもなく真っ直ぐ　詰め寄ってくる。
@ENG:

@IDX:67531
@OFF:0x21c6
@SPK:
@JPN:　怒られている最中に不謹慎だが、そんな真魚の姿に　思わず笑みがこぼれた。
@ENG:

@IDX:67533
@OFF:0x22d5
@SPK:［真魚］
@JPN:　なに笑ってんのよ！　不謹慎だなぁ……。
@ENG:

@IDX:67536
@OFF:0x2333
@SPK:[\protag]
@JPN:　ごめん。元気になったんだなって思ってさ。
@ENG:

@IDX:67538
@OFF:0x23a0
@SPK:［真魚］
@JPN:　むぅ……どの口がそういうこと言えるのかなぁ？
@ENG:

@IDX:67541
@OFF:0x2404
@SPK:[\protag]
@JPN:　ひょっとして、元気なのはフリだけか？
@ENG:

@IDX:67543
@OFF:0x24e7
@SPK:［真魚］
@JPN:　そ、そうでもないけどさ……。
@ENG:

@IDX:67546
@OFF:0x253b
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうか……良かった。
@ENG:

@IDX:67548
@OFF:0x260a
@SPK:［真魚］
@JPN:　……なにが良かったのよ？
@ENG:

@IDX:67551
@OFF:0x265a
@SPK:[\protag]
@JPN:　だって、昨日泣かれたままで別れただろ？　……ちょっと気になってたんだ。
@ENG:

@IDX:67553
@OFF:0x275f
@SPK:［真魚］
@JPN:　気にして……くれてたの？
@ENG:

@IDX:67556
@OFF:0x27af
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ……一昨日のこともあるし……って、どうかしたのか？
@ENG:

@IDX:67558
@OFF:0x28a0
@SPK:［真魚］
@JPN:　な、何でもないわよ！　いまさらイイ人ぶったってダメなもんはダメなんだから！
@ENG:

@IDX:67560
@OFF:0x292f
@SPK:［真魚］
@JPN:　とにかく、遅刻は遅刻！　先に着替えなんかさせてあげない！ミーティング始めちゃうんだからっ！
@ENG:

@IDX:67563
@OFF:0x29c1
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ、ああ、それでいいよ。
@ENG:

@IDX:67565
@OFF:0x2a1e
@SPK:［真魚］
@JPN:　今日は男の人が、一人だけ。怪我とかもなし。以上！
@ENG:

@IDX:67568
@OFF:0x2a86
@SPK:[\protag]
@JPN:　……死体は怪我しないと思うんだけどな？
@ENG:

@IDX:67570
@OFF:0x2af1
@SPK:［真魚］
@JPN:　ツッコミなんかいらないわよっ！　余計なこと言ってないで、さっさと作業始めればいいでしょ！
@ENG:

@IDX:67573
@OFF:0x2b81
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ……じゃあ、着替えるから出てくれ。
@ENG:

@IDX:67575
@OFF:0x2c62
@SPK:［真魚］
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:67578
@OFF:0x2ca4
@SPK:[\protag]
@JPN:　真魚？
@ENG:

@IDX:67580
@OFF:0x2d69
@SPK:［真魚］
@JPN:　うぅー……頑張り、なさいよ……。
@ENG:

@IDX:67583
@OFF:0x2dc1
@SPK:[\protag]
@JPN:　ありがとう。
@ENG:

@IDX:67584
@OFF:0x2e1d
@SPK:
@JPN:　扉越しに、パタパタと真魚の足音が聞こえる。
@ENG:

@IDX:67585
@OFF:0x2e57
@SPK:
@JPN:　部屋に微かに残る真魚の残り香。
@ENG:

@IDX:67586
@OFF:0x2e85
@SPK:
@JPN:　去り際の搾り出すようなエールに頬を緩めながら、　作業着に着替え始めた。
@ENG:

@IDX:67587
@OFF:0x2fac
@SPK:
@JPN:　ひんやりと冷えた空気……。
@ENG:

@IDX:67588
@OFF:0x2fd6
@SPK:
@JPN:　プールに満たされたホルマリン……。
@ENG:

@IDX:67589
@OFF:0x3008
@SPK:
@JPN:　部屋に漂うホルマリンのにおいが、心地よく鼻腔を　くすぐる。
@ENG:

@IDX:67590
@OFF:0x3062
@SPK:
@JPN:　数分ほど入り口でボーッとしてから、マスクの下で　唇を歪め、それから仕事に取りかかる。
@ENG:

@IDX:67591
@OFF:0x30c6
@SPK:
@JPN:　床の水洗い、道具の準備、死体の引き上げ……。
@ENG:

@IDX:67592
@OFF:0x3102
@SPK:
@JPN:　今日まで幾度となく繰り返し、やり慣れてしまった　はずの作業が、不思議と新鮮に感じられる。
@ENG:

@IDX:67593
@OFF:0x3178
@SPK:
@JPN:　楽しい……。
@ENG:

@IDX:67594
@OFF:0x3194
@SPK:
@JPN:　労働の喜びとでも言おうか……身体を動かすことが　楽しくて仕方ない。
@ENG:

@IDX:67595
@OFF:0x31e6
@SPK:
@JPN:　薬のおかげか気力が充実している。
@ENG:

@IDX:67596
@OFF:0x3216
@SPK:
@JPN:　その効果が如実に動きに現れ、一瞬の遅滞なく作業　が進行し、それがまた楽しさを倍加させていく。
@ENG:

@IDX:67597
@OFF:0x3290
@SPK:
@JPN:　死体を抱える動きにも、もはやためらいはない。
@ENG:

@IDX:67598
@OFF:0x32cc
@SPK:
@JPN:　それどころか嬉々として死体を抱え、部屋の中央へ　引きずっていく。
@ENG:

@IDX:67599
@OFF:0x331c
@SPK:
@JPN:　男性でなければ、もっと良かったのに……。
@ENG:

@IDX:67600
@OFF:0x3354
@SPK:
@JPN:　ゴツゴツした感触を腕に受けながら、呟きを漏らす　余裕まである。
@ENG:

@IDX:67601
@OFF:0x33b2
@SPK:
@JPN:　死体を見下ろしても、楽しさは薄れない。
@ENG:

@IDX:67602
@OFF:0x33e8
@SPK:
@JPN:　これだ……この余裕こそが、今まで鏑木さんと僕と　の間にあった差だ……。
@ENG:

@IDX:67603
@OFF:0x343e
@SPK:
@JPN:　まるで悟りを開いたかのように、今までは嫌悪感が　満ちていた心に光明が差し込む。
@ENG:

@IDX:67604
@OFF:0x34ae
@SPK:
@JPN:　頬が緩み、自然に笑みがこぼれる。
@ENG:

@IDX:67605
@OFF:0x34de
@SPK:
@JPN:　その笑みを顔に張りつかせたまま、足下に転がって　いるデッキブラシを拾い上げた……。
@ENG:

@IDX:67606
@OFF:0x35f9
@SPK:
@JPN:　至極あっさりと、全作業が終了した。
@ENG:

@IDX:67607
@OFF:0x362b
@SPK:
@JPN:　これほど簡単に作業が終わったのは、ここ最近では　珍しい。
@ENG:

@IDX:67608
@OFF:0x3673
@SPK:
@JPN:　死体の様子も、至って普通……昨日のような停電も　なかった。
@ENG:

@IDX:67609
@OFF:0x36cd
@SPK:
@JPN:　自己評価では、１００点満点……。
@ENG:

@IDX:67610
@OFF:0x36fd
@SPK:
@JPN:　洗い上がりは完璧なはずだ。
@ENG:

@IDX:67611
@OFF:0x3727
@SPK:
@JPN:　作業の時間に決まりはないが、普段よりも随分早い　だろう。
@ENG:

@IDX:67612
@OFF:0x376f
@SPK:
@JPN:　多分、所要時間は３０分程度。
@ENG:

@IDX:67613
@OFF:0x37ad
@SPK:
@JPN:　あとは、鏑木さんを呼ぶだけ。
@ENG:

@IDX:67614
@OFF:0x37d9
@SPK:
@JPN:　これだけ早く呼べば、きっと驚くだろう。
@ENG:

@IDX:67615
@OFF:0x380f
@SPK:
@JPN:　本当に終わったのかと、疑うかもしれない。
@ENG:

@IDX:67616
@OFF:0x385b
@SPK:
@JPN:すぐに呼ぶ
@ENG:

@IDX:67617
@OFF:0x386c
@SPK:
@JPN:もう一度確認をしてから呼ぶ
@ENG:

@IDX:67618
@OFF:0x38cd
@SPK:
@JPN:　そうだ。
@ENG:

@IDX:67619
@OFF:0x38e5
@SPK:
@JPN:　こうして躊躇している間にも時間はどんどん過ぎて　しまう。
@ENG:

@IDX:67620
@OFF:0x392d
@SPK:
@JPN:　早く連絡して、鏑木さんを驚かせよう。
@ENG:

@IDX:67621
@OFF:0x3a18
@SPK:
@JPN:　連絡を入れると、怪訝な顔つきの鏑木さんがやって　来て、首を傾げながらも確認作業を始めた。
@ENG:

@IDX:67622
@OFF:0x3a80
@SPK:
@JPN:　これだけ早く終わったのが不安なのか、いつもより　念入りに確認している。
@ENG:

@IDX:67623
@OFF:0x3ad6
@SPK:
@JPN:　もっとも僕自身、こんなに早く終わらせられるとは　思っていなかったが……。
@ENG:

@IDX:67625
@OFF:0x3bdd
@SPK:［鏑木］
@JPN:　確認は終わったが……もう一度やり直しだな。
@ENG:

@IDX:67628
@OFF:0x3c3f
@SPK:[\protag]
@JPN:　な、何でですか！？　ちゃんと洗ってあったでしょ！？
@ENG:

@IDX:67630
@OFF:0x3d30
@SPK:［鏑木］
@JPN:　……背中は洗ったか？
@ENG:

@IDX:67633
@OFF:0x3d7c
@SPK:[\protag]
@JPN:　背中だって、ちゃんと……あっ！
@ENG:

@IDX:67635
@OFF:0x3ddf
@SPK:［鏑木］
@JPN:　あれで洗ってあると言い張るんなら、これまでお前が洗った分も再調査しないといかんな。
@ENG:

@IDX:67638
@OFF:0x3e69
@SPK:[\protag]
@JPN:　……すみません、忘れてました。
@ENG:

@IDX:67640
@OFF:0x3ecc
@SPK:［鏑木］
@JPN:　そうか……では待ってるから、洗い直してもらえるか？
@ENG:

@IDX:67643
@OFF:0x3f36
@SPK:[\protag]
@JPN:　すみませんでした……。
@ENG:

@IDX:67644
@OFF:0x3fd0
@SPK:
@JPN:　急ぎすぎたからか、背中を洗うのを忘れていた。
@ENG:

@IDX:67645
@OFF:0x400c
@SPK:
@JPN:　それも細かい部分がどうこうという問題ではなく、　裏返すのさえ忘れていたのだ。
@ENG:

@IDX:67646
@OFF:0x4068
@SPK:
@JPN:　これでＯＫなら、これからはザッと水で流すだけで　済んでしまう。
@ENG:

@IDX:67647
@OFF:0x40c4
@SPK:
@JPN:　半分しか洗い終わってないのだから、早く終わって　当たり前だ。
@ENG:

@IDX:67648
@OFF:0x4110
@SPK:
@JPN:　しかしなぜ、こんな大ポカをやらかしてしまったの　だろう？
@ENG:

@IDX:67649
@OFF:0x4158
@SPK:
@JPN:　今まで最後の作業確認を欠かしたことなどなかった　のに……。
@ENG:

@IDX:67651
@OFF:0x433c
@SPK:［鏑木］
@JPN:　……で、今度こそ終わってるんだろうな？
@ENG:

@IDX:67654
@OFF:0x439a
@SPK:[\protag]
@JPN:　はい。今度こそ完璧です！
@ENG:

@IDX:67655
@OFF:0x43fe
@SPK:
@JPN:　…
@ENG:

@IDX:67656
@OFF:0x440e
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:67657
@OFF:0x441c
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:67658
@OFF:0x442a
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:67659
@OFF:0x4438
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:67660
@OFF:0x4446
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:67661
@OFF:0x4454
@SPK:
@JPN:。
@ENG:

@IDX:67663
@OFF:0x4517
@SPK:［鏑木］
@JPN:　……のようだな。少なくとも目に見える問題はなかった。
@ENG:

@IDX:67666
@OFF:0x4583
@SPK:[\protag]
@JPN:　じゃ、じゃあ？
@ENG:

@IDX:67668
@OFF:0x45d6
@SPK:［鏑木］
@JPN:　ああ……もう上がってもいい。
@ENG:

@IDX:67670
@OFF:0x46b1
@SPK:［鏑木］
@JPN:　だが、もう二度とこんなことで煩わせないでくれよ？
@ENG:

@IDX:67673
@OFF:0x4719
@SPK:[\protag]
@JPN:　はい、お手数をおかけしました。
@ENG:

@IDX:67674
@OFF:0x4788
@SPK:
@JPN:　ふと不安になり、鏑木さんに連絡する前に再度洗い　上がりを確認した。
@ENG:

@IDX:67675
@OFF:0x47da
@SPK:
@JPN:　………………。
@ENG:

@IDX:67676
@OFF:0x47f8
@SPK:
@JPN:　……あれ、ちょっと待てよ。
@ENG:

@IDX:67677
@OFF:0x4822
@SPK:
@JPN:　もしかして、背中洗ってないんじゃないか？
@ENG:

@IDX:67678
@OFF:0x486c
@SPK:
@JPN:　すぐに連絡しなくてよかった。
@ENG:

@IDX:67679
@OFF:0x4898
@SPK:
@JPN:　もしあのまま呼んでいたら大ポカをやらかすところ　だった。
@ENG:

@IDX:67680
@OFF:0x4999
@SPK:
@JPN:　しっかりと背中を洗ってから、インターフォンへと　向かう。
@ENG:

@IDX:67681
@OFF:0x49e1
@SPK:
@JPN:　……これで問題はない。
@ENG:

@IDX:67682
@OFF:0x4a07
@SPK:
@JPN:　これだけ丁寧に、しかも早く終わらせれば、きっと　驚くことだろう……。
@ENG:

@IDX:67684
@OFF:0x4bf5
@SPK:［鏑木］
@JPN:　随分早いじゃないか。インターフォンが鳴った時は、てっきり失敗でもしたのかと思ったぞ？
@ENG:

@IDX:67687
@OFF:0x4c81
@SPK:[\protag]
@JPN:　やだなぁ……ちゃんと終わってますよ。
@ENG:

@IDX:67689
@OFF:0x4cea
@SPK:［鏑木］
@JPN:　ふむ……随分顔色もいい。だいぶ慣れてきたみたいだな。だがいくら慣れても、あんなことをするようじゃな。
@ENG:

@IDX:67692
@OFF:0x4d86
@SPK:[\protag]
@JPN:　……あんなこと？
@ENG:

@IDX:67694
@OFF:0x4ddb
@SPK:［鏑木］
@JPN:　ほら、昨日……いや、やめておこう。とにかく、確認が終わるまで待っててくれ。
@ENG:

@IDX:67695
@OFF:0x4e65
@SPK:
@JPN:　途中まで何か言いかけてやめると、鏑木さんは死体　の確認を開始した。
@ENG:

@IDX:67696
@OFF:0x4eb7
@SPK:
@JPN:　前面、背面、股間から指先に至るまで、じっくりと　確認していく。
@ENG:

@IDX:67697
@OFF:0x4f05
@SPK:
@JPN:　いつもは手早く進んでいる確認作業が、今日は妙に　のんびりしているように見える。
@ENG:

@IDX:67700
@OFF:0x4f9f
@SPK:[\protag]
@JPN:　あのぉ……まだですかぁ？
@ENG:

@IDX:67702
@OFF:0x4ffc
@SPK:［鏑木］
@JPN:　ああ、今行く……。
@ENG:

@IDX:67703
@OFF:0x5098
@SPK:
@JPN:全く、少し早く終わらせると、急に態度がでかくなるんだな？
@ENG:

@IDX:67706
@OFF:0x5106
@SPK:[\protag]
@JPN:　いやぁ、それほどでも。
@ENG:

@IDX:67708
@OFF:0x51db
@SPK:［鏑木］
@JPN:　ふぅ……今のは褒めてないだろ？　まあ俺と同じレベルで仕事をこなせたんだ、図に乗るなとは言えんか……。
@ENG:

@IDX:67710
@OFF:0x5284
@SPK:［鏑木］
@JPN:　よし、もう上がっていいぞ。
@ENG:

@IDX:67713
@OFF:0x52d6
@SPK:[\protag]
@JPN:　はい。それでは、失礼しました！
@ENG:

@IDX:67715
@OFF:0x5410
@SPK:［女の声］
@JPN:　ねえ……いいかな？
@ENG:

@IDX:67718
@OFF:0x54d4
@SPK:[\protag]
@JPN:　ン？　ああ、真魚か……どうかしたのか？　ずいぶん暗い顔に見えるけど……それに、報告書はどうしたんだ？
@ENG:

@IDX:67720
@OFF:0x557d
@SPK:［真魚］
@JPN:　ゴメン、そのことで話があるんだけど……。
@ENG:

@IDX:67723
@OFF:0x55dd
@SPK:[\protag]
@JPN:　更衣室で話そうか？
@ENG:

@IDX:67725
@OFF:0x5634
@SPK:［真魚］
@JPN:　うん……。
@ENG:

@IDX:67728
@OFF:0x57ad
@SPK:[\protag]
@JPN:　ほら、どうした？　話があったんだろ？
@ENG:

@IDX:67730
@OFF:0x5816
@SPK:［真魚］
@JPN:　うん、実は……今晩ね、もう１体洗って欲しいの。
@ENG:

@IDX:67733
@OFF:0x587c
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ、それで……。
@ENG:

@IDX:67735
@OFF:0x58d3
@SPK:［真魚］
@JPN:　この間は中止になったけど、今日はそんなことないと思うよ。それで、報告書は夜にまとめて書いてもらうから。
@ENG:

@IDX:67738
@OFF:0x5971
@SPK:[\protag]
@JPN:　……で、何時から？
@ENG:

@IDX:67740
@OFF:0x59c8
@SPK:［真魚］
@JPN:　あ、うん……８時から……。
@ENG:

@IDX:67743
@OFF:0x5a1a
@SPK:[\protag]
@JPN:　８時ね。了解……。
@ENG:

@IDX:67745
@OFF:0x5a71
@SPK:［真魚］
@JPN:　あのさぁ……。
@ENG:

@IDX:67748
@OFF:0x5ab7
@SPK:[\protag]
@JPN:　ん？　なんだ？　まだなにかあるのか？
@ENG:

@IDX:67750
@OFF:0x5b20
@SPK:［真魚］
@JPN:　この前、仕事が夜になったって伝えに来た時、私が言ったこと……覚えてる？
@ENG:

@IDX:67753
@OFF:0x5b9e
@SPK:[\protag]
@JPN:　真魚が言ったこと？　ああ、覚えてるよ。
@ENG:

@IDX:67755
@OFF:0x5c09
@SPK:［真魚］
@JPN:　あの時は、随分生意気なコト言っちゃったね……。
@ENG:

@IDX:67758
@OFF:0x5c6f
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？
@ENG:

@IDX:67760
@OFF:0x5cb8
@SPK:［真魚］
@JPN:　担当になってなんとなく分かったんだ。この仕事をやっていくのにポジティブになんてなれないよね。
@ENG:

@IDX:67763
@OFF:0x5d4c
@SPK:[\protag]
@JPN:　いや、真魚は正しいよ。ポジティブになれないのは僕が弱いせいだから……。
@ENG:

@IDX:67765
@OFF:0x5e51
@SPK:［真魚］
@JPN:　ほんとにゴメン。きみの気持ちもよく分かってないのにあんなこと……私、私……。
@ENG:

@IDX:67768
@OFF:0x5ed5
@SPK:[\protag]
@JPN:　お、おい。何も泣くことないだろ……真魚も僕のことを考えて言ってくれたんだろうし……。
@ENG:

@IDX:67770
@OFF:0x5f6e
@SPK:［真魚］
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:67773
@OFF:0x5fb0
@SPK:[\protag]
@JPN:　真魚？
@ENG:

@IDX:67775
@OFF:0x6083
@SPK:［真魚］
@JPN:　へッへーンだ！　あっさり引っかかっちゃって、バッカじゃないの？　あのくらいのこと、気にするわけないじゃん！
@ENG:

@IDX:67777
@OFF:0x61ac
@SPK:［真魚］
@JPN:　泣き真似なんかにオロオロしちゃってさ……ホンットバカなんだから！
@ENG:

@IDX:67780
@OFF:0x6224
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ、あのなぁ……。
@ENG:

@IDX:67782
@OFF:0x627b
@SPK:［真魚］
@JPN:　一昨日はあんなコトされたんだから、これっくらいの仕返ししたって罰は当たらないよ！
@ENG:

@IDX:67785
@OFF:0x6303
@SPK:[\protag]
@JPN:　ふぅ……だろうな。
@ENG:

@IDX:67787
@OFF:0x63d0
@SPK:［真魚］
@JPN:　へへへ……あーすっきりした。じゃあ私、もう行くね！　夜は遅れないでよ！
@ENG:

@IDX:67788
@OFF:0x6482
@SPK:
@JPN:　……きつい冗談だ……。
@ENG:

@IDX:67789
@OFF:0x64a8
@SPK:
@JPN:　まあ、真魚らしいといえば真魚らしいが、ああまで　元気になられると、落ち込まれていた方が良かった　のではないかとも思えてくる。
@ENG:

@IDX:67790
@OFF:0x6542
@SPK:
@JPN:　ズンと、急に身体が重くなる。
@ENG:

@IDX:67791
@OFF:0x656e
@SPK:
@JPN:　まるで、今出て行った真魚に僕の生気までも持って　いかれたかのような錯覚……。
@ENG:

@IDX:67792
@OFF:0x65ca
@SPK:
@JPN:　……薬が切れかかっているのかもしれないな。
@ENG:

@IDX:67793
@OFF:0x6604
@SPK:
@JPN:　こんなことなら薬を持ってくればよかった。
@ENG:

@IDX:67794
@OFF:0x663c
@SPK:
@JPN:　完全に切れない内に部屋に戻らないと……。
@ENG:

@IDX:67795
@OFF:0x6735
@SPK:
@JPN:　シャワーを浴びて着替えを済ませると、再び気分が　軽くなってきた。
@ENG:

@IDX:67796
@OFF:0x6785
@SPK:
@JPN:　どんな薬なのかが分からないから、持続時間がどれ　ほどなのか見当がつかない。
@ENG:

@IDX:67797
@OFF:0x67df
@SPK:
@JPN:　まだ効果がある今のうちに部屋に戻っておこう。
@ENG:

@IDX:67799
@OFF:0x6871
@SPK:［女の声］
@JPN:　あの……。
@ENG:

@IDX:67802
@OFF:0x692d
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ、御堂さんか……どうしたんですか？
@ENG:

@IDX:67804
@OFF:0x6998
@SPK:［悠紀］
@JPN:　ちょっとお話がありまして……お時間をいただけませんか？
@ENG:

@IDX:67807
@OFF:0x6a06
@SPK:[\protag]
@JPN:　……話？　いまさら何の話があるっていうんですか？
@ENG:

@IDX:67809
@OFF:0x6a7b
@SPK:［悠紀］
@JPN:　大事なお話です……とても大事な……。
@ENG:

@IDX:67812
@OFF:0x6ad7
@SPK:[\protag]
@JPN:　悪いんだけど、体調が良くないんだ……もし、どうしてもって言うんなら、部屋で薬を飲んできてからでも構わないかな？
@ENG:

@IDX:67814
@OFF:0x6b8a
@SPK:［悠紀］
@JPN:　それからで構いません。急ぎではありませんから……。
@ENG:

@IDX:67817
@OFF:0x6bf4
@SPK:[\protag]
@JPN:　じゃあ、ここで待ってて。
@ENG:

@IDX:67819
@OFF:0x6c51
@SPK:［悠紀］
@JPN:　あっ！　中庭で待ってます。
@ENG:

@IDX:67822
@OFF:0x6ca3
@SPK:[\protag]
@JPN:　別にどこでもいいんだけど……。じゃあ、僕が部屋から戻ってきたらそっちで見つけてください。
@ENG:

@IDX:67824
@OFF:0x6d40
@SPK:［悠紀］
@JPN:　はい……。
@ENG:

@IDX:67825
@OFF:0x6dcf
@SPK:
@JPN:　今更、何の話があるというのだろう？
@ENG:

@IDX:67826
@OFF:0x6e01
@SPK:
@JPN:　仕事でもなく、個人的なつき合いもない……。
@ENG:

@IDX:67827
@OFF:0x6e3b
@SPK:
@JPN:　今更大事な話と言われても、ピンとこない。
@ENG:

@IDX:67828
@OFF:0x6e73
@SPK:
@JPN:　話を聞いてみれば、分かるのだろうが……。
@ENG:

@IDX:67829
@OFF:0x6f1d
@SPK:
@JPN:　部屋に戻って青い薬を飲む。
@ENG:

@IDX:67830
@OFF:0x6f47
@SPK:
@JPN:　すぐに効くわけではないが、これで安心できる。
@ENG:

@IDX:67831
@OFF:0x6f83
@SPK:
@JPN:　念のために袋ごと薬を持って、御堂さんの待つ中庭　へと繰り出す。
@ENG:

@IDX:67832
@OFF:0x6fd1
@SPK:
@JPN:　何の話か分からないが、邪険にする理由もない。
@ENG:

@IDX:67833
@OFF:0x700d
@SPK:
@JPN:　話くらいは聞いてやってもいいだろう。
@ENG:

@IDX:67835
@OFF:0x71a1
@SPK:［悠紀］
@JPN:　あら？　早かったんですね？
@ENG:

@IDX:67838
@OFF:0x71f3
@SPK:[\protag]
@JPN:　薬を取ってきただけだから……で、何なの？
@ENG:

@IDX:67840
@OFF:0x72d6
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……こちらへどうぞ。
@ENG:

@IDX:67843
@OFF:0x7322
@SPK:[\protag]
@JPN:　なに？　どこに行くのさ？
@ENG:

@IDX:67845
@OFF:0x73f5
@SPK:［悠紀］
@JPN:　人には聞かれたくないお話ですので……。
@ENG:

@IDX:67848
@OFF:0x7453
@SPK:[\protag]
@JPN:　……まあイイや。どこにでも行くよ。
@ENG:

@IDX:67851
@OFF:0x75d4
@SPK:[\protag]
@JPN:　……ここでいいの？
@ENG:

@IDX:67853
@OFF:0x762b
@SPK:［悠紀］
@JPN:　はい……。
@ENG:

@IDX:67854
@OFF:0x766b
@SPK:
@JPN:　……ここは昨日、真魚とセックスした場所だ。
@ENG:

@IDX:67855
@OFF:0x76a5
@SPK:
@JPN:　さすがに昨日の今日では、忘れたりはしない。
@ENG:

@IDX:67856
@OFF:0x76df
@SPK:
@JPN:　ひょっとして真魚に何か言われて、それで……。
@ENG:

@IDX:67858
@OFF:0x77d4
@SPK:［悠紀］
@JPN:　それで、お話なんですが……。
@ENG:

@IDX:67861
@OFF:0x7828
@SPK:[\protag]
@JPN:　……真魚から聞いたの？
@ENG:

@IDX:67863
@OFF:0x78f9
@SPK:［悠紀］
@JPN:　えっ！？　はい……それで、心配になったものですから……。
@ENG:

@IDX:67866
@OFF:0x7969
@SPK:[\protag]
@JPN:　真魚のやつどこまで話したんですか？
@ENG:

@IDX:67868
@OFF:0x79d0
@SPK:［悠紀］
@JPN:　え？　それは……昨日のこととか、一昨日の様子とか、それに今朝のことも……。
@ENG:

@IDX:67871
@OFF:0x7a52
@SPK:[\protag]
@JPN:　あいつ、自分で『言わないで』とか言ったくせに……くそっ！
@ENG:

@IDX:67873
@OFF:0x7b45
@SPK:［悠紀］
@JPN:　あの……真魚ちゃんが悪いんじゃありません。私の方から色々と……。
@ENG:

@IDX:67876
@OFF:0x7bbd
@SPK:[\protag]
@JPN:　言っとくけど……やめるつもりなんかないよ。大体、御堂さんには関係ないんじゃないかな？
@ENG:

@IDX:67878
@OFF:0x7cd0
@SPK:［悠紀］
@JPN:　関係ないなんて……そんな悲しいこと言わないでください。
@ENG:

@IDX:67880
@OFF:0x7dc1
@SPK:［悠紀］
@JPN:　確かに私はもうあなたの担当じゃありません……。でも、その前に、私は一人の看護婦なんです。体調の悪い方の心配をして、どこが悪いって言うんですか？
@ENG:

@IDX:67883
@OFF:0x7e87
@SPK:[\protag]
@JPN:　……ん？　体調？
@ENG:

@IDX:67885
@OFF:0x7edc
@SPK:［悠紀］
@JPN:　それに、私だけじゃありませんよ。真魚ちゃんだってあなたのことを心配してるんです。
@ENG:

@IDX:67888
@OFF:0x7f64
@SPK:[\protag]
@JPN:　真魚が僕を心配してる？
@ENG:

@IDX:67890
@OFF:0x7fbf
@SPK:［悠紀］
@JPN:　そうです。あなたのことを聞いたら、あんまり調子がよくないみたいだって……真魚ちゃん、すごくつらそうに言ってました。今朝なんて動けなかったらしいじゃないですか？
@ENG:

@IDX:67893
@OFF:0x8095
@SPK:[\protag]
@JPN:　何だ、そのことか……。
@ENG:

@IDX:67895
@OFF:0x8166
@SPK:［悠紀］
@JPN:　え？　そのことって？
@ENG:

@IDX:67898
@OFF:0x81b2
@SPK:[\protag]
@JPN:　い、いや……何でもない。
@ENG:

@IDX:67899
@OFF:0x81fe
@SPK:
@JPN:　……真魚とのセックスのことじゃなかったのか。
@ENG:

@IDX:67900
@OFF:0x823a
@SPK:
@JPN:　どうも話が噛み合わないと思ったら……。
@ENG:

@IDX:67901
@OFF:0x8270
@SPK:
@JPN:　でも、僕の身体の調子なんか聞いてどういうつもり　なんだ？
@ENG:

@IDX:67902
@OFF:0x82b8
@SPK:
@JPN:　看護婦って、そこまでするものなのか？
@ENG:

@IDX:67904
@OFF:0x8335
@SPK:［悠紀］
@JPN:　どうかなさいましたか？
@ENG:

@IDX:67907
@OFF:0x8383
@SPK:[\protag]
@JPN:　いや……でも、そんなことを聞いてどうするの？
@ENG:

@IDX:67909
@OFF:0x83f4
@SPK:［悠紀］
@JPN:　えっ？　あの、どうもしませんけど……。
@ENG:

@IDX:67912
@OFF:0x8452
@SPK:[\protag]
@JPN:　じゃあ、何で聞くのさ？　興味もないでしょ？
@ENG:

@IDX:67914
@OFF:0x8537
@SPK:［悠紀］
@JPN:　興味とか、そういうことではありません。ただ、私……。
@ENG:

@IDX:67917
@OFF:0x85a3
@SPK:[\protag]
@JPN:　心配……って言われてもね。いまさらって感じだよ。
@ENG:

@IDX:67919
@OFF:0x8692
@SPK:［悠紀］
@JPN:　そうですね……でも、本当に心配だったから……。
@ENG:

@IDX:67922
@OFF:0x86f8
@SPK:[\protag]
@JPN:　やめようよ、そういうの。何だか嘘臭いよ？
@ENG:

@IDX:67924
@OFF:0x87db
@SPK:［悠紀］
@JPN:　そんな！　ウソじゃありません！
@ENG:

@IDX:67927
@OFF:0x8831
@SPK:[\protag]
@JPN:　何か思惑があるんでしょ？　話次第では乗ってあげないこともないけど？
@ENG:

@IDX:67929
@OFF:0x8932
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……本当に、思惑なんてありません。
@ENG:

@IDX:67932
@OFF:0x898c
@SPK:[\protag]
@JPN:　そう？　まあ、そこまで言うならそういうことでいいや。で、体調のことだったね？
@ENG:

@IDX:67934
@OFF:0x8a93
@SPK:［悠紀］
@JPN:　はい……答えていただけるんですか？
@ENG:

@IDX:67937
@OFF:0x8aed
@SPK:[\protag]
@JPN:　別に、隠すほどのことじゃないし……。
@ENG:

@IDX:67939
@OFF:0x8b56
@SPK:［悠紀］
@JPN:　あの、では……。
@ENG:

@IDX:67940
@OFF:0x8bef
@SPK:
@JPN:　御堂さんの質問は、ロールシャッハテストこそない　ものの、副院長の問診とほぼ同じ内容だった。
@ENG:

@IDX:67941
@OFF:0x8c59
@SPK:
@JPN:　ここ数日の体調に始まり、仕事が始まる前と比べて　どんな変化が現れたかなど……。
@ENG:

@IDX:67942
@OFF:0x8cb7
@SPK:
@JPN:　独自の健康診断でもするつもりだろうか？
@ENG:

@IDX:67943
@OFF:0x8cfd
@SPK:
@JPN:　だが、そんなことをして何のメリットがある？
@ENG:

@IDX:67944
@OFF:0x8d37
@SPK:
@JPN:　御堂さんは、何を考えているのだろう？
@ENG:

@IDX:67945
@OFF:0x8d6b
@SPK:
@JPN:　こんな質問をしておいて思惑がないなどとは、到底　信じられない。
@ENG:

@IDX:67947
@OFF:0x8eb6
@SPK:［悠紀］
@JPN:　えっと……ありがとうございました、今ので最後です。
@ENG:

@IDX:67950
@OFF:0x8f20
@SPK:[\protag]
@JPN:　そう？　じゃあ、もういいのかな？
@ENG:

@IDX:67952
@OFF:0x8ffb
@SPK:［悠紀］
@JPN:　あ、あの……お急ぎですか？
@ENG:

@IDX:67955
@OFF:0x904d
@SPK:[\protag]
@JPN:　……何で？
@ENG:

@IDX:67957
@OFF:0x909c
@SPK:［悠紀］
@JPN:　いえ、その、あの……もし、よろしければ……お昼でもご一緒にいかがですか？　あの、真魚ちゃんも来ます！　だから……。
@ENG:

@IDX:67960
@OFF:0x9146
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:67961
@OFF:0x9184
@SPK:
@JPN:　……で、これはどういうことなんだ？
@ENG:

@IDX:67962
@OFF:0x91b6
@SPK:
@JPN:　僕にどうしろって言うんだ？
@ENG:

@IDX:67963
@OFF:0x91e0
@SPK:
@JPN:　本当に、食事をしたいだけなのか？
@ENG:

@IDX:67964
@OFF:0x9210
@SPK:
@JPN:　何か思惑があるんじゃないのか？
@ENG:

@IDX:67965
@OFF:0x923e
@SPK:
@JPN:　あるとすれば、どんな思惑なんだ？
@ENG:

@IDX:67966
@OFF:0x9282
@SPK:
@JPN:話が終わったならとっとと帰る
@ENG:

@IDX:67967
@OFF:0x92a5
@SPK:
@JPN:毒を食らわば皿までだ
@ENG:

@IDX:67970
@OFF:0x9320
@SPK:[\protag]
@JPN:　悪いけど、疲れてるんだ……。それに、僕の体調があまりよくないってこと、分かってるんでしょ？
@ENG:

@IDX:67972
@OFF:0x9439
@SPK:［悠紀］
@JPN:　あ、そうでしたね。ごめんなさい、気が利かなくって……。
@ENG:

@IDX:67975
@OFF:0x94b2
@SPK:[\protag]
@JPN:　それと、前に誘われた時は御堂さんが担当だったからよかったのかもしれないけど、今はあまり親しくしないほうがいいんじゃないかな。守秘義務とかあるんだし……。
@ENG:

@IDX:67977
@OFF:0x958f
@SPK:［悠紀］
@JPN:　そう……かもしれませんね。
@ENG:

@IDX:67980
@OFF:0x95e1
@SPK:[\protag]
@JPN:　……じゃあ、もう戻ってもいいかな？
@ENG:

@IDX:67982
@OFF:0x96be
@SPK:［悠紀］
@JPN:　は、はい……あの、お気をつけて……。
@ENG:

@IDX:67983
@OFF:0x97d3
@SPK:
@JPN:　彼女は、どんなつもりで質問したのだろう？
@ENG:

@IDX:67984
@OFF:0x980b
@SPK:
@JPN:　どう考えても、理解できない。
@ENG:

@IDX:67985
@OFF:0x9847
@SPK:
@JPN:　もしかして、本当に心配してくれただけなのか？
@ENG:

@IDX:67986
@OFF:0x9883
@SPK:
@JPN:　だがそうだとするなら、今度は担当を降りた理由が　分からなくなる。
@ENG:

@IDX:67987
@OFF:0x98d3
@SPK:
@JPN:　担当を降りておいて、今更心配されても……。
@ENG:

@IDX:67988
@OFF:0x991d
@SPK:
@JPN:　どうせくだらない理由で担当を降りたのだろう。
@ENG:

@IDX:67989
@OFF:0x9959
@SPK:
@JPN:　もし、本当に大切な理由があったのなら、僕に一言　くらい説明してくれてもいいはずだ。
@ENG:

@IDX:67990
@OFF:0x99bb
@SPK:
@JPN:　それすらしなかったのだ。
@ENG:

@IDX:67991
@OFF:0x99e3
@SPK:
@JPN:　本当に大した理由ではなかったのだろう……。
@ENG:

@IDX:67992
@OFF:0x9a2b
@SPK:
@JPN:　そう勝手に決めつけて、御堂さんに関する思考の輪　を断ち切る。
@ENG:

@IDX:67993
@OFF:0x9a77
@SPK:
@JPN:　健康診断の時に副院長からもらった白い薬を飲んで　横になる。
@ENG:

@IDX:67994
@OFF:0x9ac1
@SPK:
@JPN:　眠れない時に飲めと言われた白い薬……。
@ENG:

@IDX:67995
@OFF:0x9af7
@SPK:
@JPN:　昨夜は睡眠が足りなかったせいか、頭に重い感覚が　残っている。
@ENG:

@IDX:67996
@OFF:0x9b53
@SPK:
@JPN:　確か睡眠導入剤と言っていた……。
@ENG:

@IDX:67997
@OFF:0x9b83
@SPK:
@JPN:　飲んでから１５分ほどして、耐えがたいほどの眠気　が襲ってきた。
@ENG:

@IDX:67998
@OFF:0x9bd1
@SPK:
@JPN:　もう何も考えられない……。
@ENG:

@IDX:67999
@OFF:0x9bfb
@SPK:
@JPN:　気がつくと、眠りの深淵へと落ちていた……。
@ENG:

@IDX:68000
@OFF:0x9cfd
@SPK:
@JPN:　薬の力を借りた眠りは、どこかに無理があるのかも　しれない。
@ENG:

@IDX:68001
@OFF:0x9d47
@SPK:
@JPN:　眠気とは全く違うぼんやりとした感覚が、頭の芯に　こびりついて離れない。
@ENG:

@IDX:68002
@OFF:0x9dad
@SPK:
@JPN:　だが、青い錠剤はまだ飲んでいない。
@ENG:

@IDX:68003
@OFF:0x9ddf
@SPK:
@JPN:　今から飲んで仕事中に薬が切れたら、とんでもない　ことになってしまう。
@ENG:

@IDX:68004
@OFF:0x9e33
@SPK:
@JPN:　今はこのぼんやりとした感覚も、ただ我慢すること　しかできない。
@ENG:

@IDX:68007
@OFF:0x9ee0
@SPK:[\protag]
@JPN:　……分かりました。ご一緒しましょう。
@ENG:

@IDX:68009
@OFF:0x9fbf
@SPK:［悠紀］
@JPN:　えっ！？　いいんですか？
@ENG:

@IDX:68012
@OFF:0xa01a
@SPK:[\protag]
@JPN:　いいんですかって、前にも一度ご一緒してるじゃないですか。飯を食うだけでしょ？　それとも、他にも何かあるの？
@ENG:

@IDX:68015
@OFF:0xa0c1
@SPK:[\protag]
@JPN:　飯を食うだけでしょ？　それとも、他にも何かあるの？
@ENG:

@IDX:68017
@OFF:0xa1ae
@SPK:［悠紀］
@JPN:　いえ、そうじゃなくて……。私、あなたに嫌われているんだと思ってたから……。
@ENG:

@IDX:68020
@OFF:0xa230
@SPK:[\protag]
@JPN:　別に嫌ってなんかいませんよ。どちらかと言えば好みのタイプなんじゃないかな……？
@ENG:

@IDX:68022
@OFF:0xa339
@SPK:［悠紀］
@JPN:　何か仰いましたか？
@ENG:

@IDX:68025
@OFF:0xa383
@SPK:[\protag]
@JPN:　い、いや、何でもないです……そんなことより、時間はいいんですか？
@ENG:

@IDX:68027
@OFF:0xa47e
@SPK:［悠紀］
@JPN:　それもそうですね。それじゃ私、真魚ちゃんを呼んできます。
@ENG:

@IDX:68030
@OFF:0xa4ee
@SPK:[\protag]
@JPN:　じゃあ、僕は売店で何かを見繕って……。
@ENG:

@IDX:68032
@OFF:0xa5cf
@SPK:［悠紀］
@JPN:　あっ、その必要はありません。それより中庭の場所取りをしておいていただけますか？
@ENG:

@IDX:68035
@OFF:0xa655
@SPK:[\protag]
@JPN:　……分かりました。
@ENG:

@IDX:68037
@OFF:0xa722
@SPK:［悠紀］
@JPN:　じゃあ私、行って来ますね。
@ENG:

@IDX:68038
@OFF:0xa77e
@SPK:
@JPN:　……何がそんなに嬉しいのだろう？
@ENG:

@IDX:68039
@OFF:0xa7ae
@SPK:
@JPN:　たかが飯を一緒に食うぐらい、断る理由もない。
@ENG:

@IDX:68040
@OFF:0xa7ea
@SPK:
@JPN:　わざわざ誘われたのも胡散臭いが、あの喜び方では　余計にそう思える。
@ENG:

@IDX:68041
@OFF:0xa83c
@SPK:
@JPN:　最初から誘う気があったわけでもあるまいに……。　
@ENG:

@IDX:68042
@OFF:0xa94b
@SPK:
@JPN:　……それでもこうして場所取りをしている自分が、　妙に不思議に思える。
@ENG:

@IDX:68043
@OFF:0xa99f
@SPK:
@JPN:　あれも食事をするメンツだろうか？
@ENG:

@IDX:68044
@OFF:0xa9cf
@SPK:
@JPN:　中庭には看護婦の姿が目立ち始めた。
@ENG:

@IDX:68046
@OFF:0xab7c
@SPK:［真魚］
@JPN:　はぁ、はぁ、はぁ……お待たせ！
@ENG:

@IDX:68048
@OFF:0xabdf
@SPK:［悠紀］
@JPN:　お待たせしました。
@ENG:

@IDX:68051
@OFF:0xac29
@SPK:[\protag]
@JPN:　……別に大して待っちゃいませんよ。それより、二人が食べている間、僕は何をしてればいいんですか？
@ENG:

@IDX:68053
@OFF:0xaccc
@SPK:［真魚］
@JPN:　それなら、心配ないよ……はい、これ！
@ENG:

@IDX:68056
@OFF:0xad28
@SPK:[\protag]
@JPN:　……弁当箱？
@ENG:

@IDX:68058
@OFF:0xad79
@SPK:［真魚］
@JPN:　もちろん、箱だけじゃないよ！
@ENG:

@IDX:68061
@OFF:0xadcd
@SPK:[\protag]
@JPN:　それじゃあこれは……。
@ENG:

@IDX:68063
@OFF:0xae28
@SPK:［悠紀］
@JPN:　真魚ちゃんの作ったお弁当です。せっかくですから食べるのもご一緒してはどうかと思って、お誘いしたんです。
@ENG:

@IDX:68065
@OFF:0xaed3
@SPK:［真魚］
@JPN:　きみさ、なんだか最近顔色悪いじゃん？　だから少しでも元気になってもらおうと思って。
@ENG:

@IDX:68068
@OFF:0xaf5d
@SPK:[\protag]
@JPN:　……なんか入ってるんじゃないだろうな？
@ENG:

@IDX:68070
@OFF:0xb0f2
@SPK:［真魚］
@JPN:　な、なんてこと言うのよ！
@ENG:

@IDX:68073
@OFF:0xb142
@SPK:[\protag]
@JPN:　だってお前、さっきミーティングの時も騙したじゃないか。
@ENG:

@IDX:68075
@OFF:0xb2eb
@SPK:［真魚］
@JPN:　あ、あれは……。だってきみが……。
@ENG:

@IDX:68076
@OFF:0xb343
@SPK:
@JPN:　真魚が口をもごもごさせている。
@ENG:

@IDX:68077
@OFF:0xb371
@SPK:
@JPN:　なんでだ？　いつもはっきり物を言う真魚がなんで　口籠ってるんだ？
@ENG:

@IDX:68078
@OFF:0xb3d1
@SPK:
@JPN:　その時ふと気づいた。
@ENG:

@IDX:68079
@OFF:0xb3f5
@SPK:
@JPN:　ここにいるのは真魚と僕だけじゃなかった。
@ENG:

@IDX:68080
@OFF:0xb42d
@SPK:
@JPN:　真魚の隣りでは、御堂さんがキョトンとした表情を　浮かべている。
@ENG:

@IDX:68081
@OFF:0xb489
@SPK:
@JPN:　しまった。
@ENG:

@IDX:68082
@OFF:0xb4a3
@SPK:
@JPN:　あれはこんなところで出す話題じゃなかった。
@ENG:

@IDX:68083
@OFF:0xb4dd
@SPK:
@JPN:　僕と真魚だけの二人の秘密。
@ENG:

@IDX:68084
@OFF:0xb507
@SPK:
@JPN:　それと関係することを、御堂さんのいる前で話題に　してしまった。
@ENG:

@IDX:68085
@OFF:0xb555
@SPK:
@JPN:　完全に僕の失敗だった。
@ENG:

@IDX:68088
@OFF:0xb5b7
@SPK:[\protag]
@JPN:　ま、まあその話はいいとして……。真魚、お前って料理なんかできたんだな？
@ENG:

@IDX:68090
@OFF:0xb76c
@SPK:［真魚］
@JPN:　し、しっつれー！　私、こう見えて料理とか得意なんだから！
@ENG:

@IDX:68093
@OFF:0xb7dc
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうだったんだ。知らなかったな……。
@ENG:

@IDX:68095
@OFF:0xb96f
@SPK:［真魚］
@JPN:　さあ、早く食べてみてよ！
@ENG:

@IDX:68098
@OFF:0xb9bf
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうだな、味は食べないと分かんないし、得意かどうかの判断はそれからだな。
@ENG:

@IDX:68100
@OFF:0xbb76
@SPK:［真魚］
@JPN:　むー、なんか不満。
@ENG:

@IDX:68103
@OFF:0xbbc0
@SPK:[\protag]
@JPN:　そんな気にすんなって……じゃ、遠慮なくいただくとするか。
@ENG:

@IDX:68104
@OFF:0xbc2a
@SPK:
@JPN:　何とか誤魔化せただろうか。
@ENG:

@IDX:68105
@OFF:0xbc54
@SPK:
@JPN:　横目で様子を窺ってみると、御堂さんは、僕と真魚　の顔を怪訝な表情で見比べていた。
@ENG:

@IDX:68106
@OFF:0xbcb4
@SPK:
@JPN:　あまりうまく誤魔化せなかったのかもしれない。
@ENG:

@IDX:68107
@OFF:0xbcf0
@SPK:
@JPN:　仕方がない。これ以上は薮蛇になるだけだ。
@ENG:

@IDX:68108
@OFF:0xbd28
@SPK:
@JPN:　忘れてくれることを祈るしかないだろう。
@ENG:

@IDX:68109
@OFF:0xbd6e
@SPK:
@JPN:　それよりも今は真魚の弁当だ。
@ENG:

@IDX:68110
@OFF:0xbd9a
@SPK:
@JPN:　僕のために弁当を作ってくるなんて、可愛いところ　もあるじゃないか。
@ENG:

@IDX:68111
@OFF:0xbdec
@SPK:
@JPN:　さっそく賞味してやるか。
@ENG:

@IDX:68114
@OFF:0xbfc3
@SPK:[\protag]
@JPN:　ふぅ……ごちそうさまでした。
@ENG:

@IDX:68116
@OFF:0xc024
@SPK:［真魚］
@JPN:　ねっねっ、どうだった？
@ENG:

@IDX:68119
@OFF:0xc072
@SPK:[\protag]
@JPN:　……少ないな。
@ENG:

@IDX:68121
@OFF:0xc1f3
@SPK:［真魚］
@JPN:　そうじゃなくて、味だよぉ！　美味しかった？
@ENG:

@IDX:68124
@OFF:0xc255
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ……。
@ENG:

@IDX:68126
@OFF:0xc3ce
@SPK:［真魚］
@JPN:　ホント！？　へへへ、良かったぁ！
@ENG:

@IDX:68128
@OFF:0xc55d
@SPK:［悠紀］
@JPN:　良かったわね？
@ENG:

@IDX:68130
@OFF:0xc5b0
@SPK:［真魚］
@JPN:　うん！　これも、先輩が彼を誘ってくれたおかげだよ！
@ENG:

@IDX:68131
@OFF:0xc616
@SPK:
@JPN:　確かに、自信があると言うだけのことはあった。
@ENG:

@IDX:68132
@OFF:0xc652
@SPK:
@JPN:　真魚の作ってきた弁当は正直美味かった。
@ENG:

@IDX:68133
@OFF:0xc688
@SPK:
@JPN:　だがなぜ、こんなものを作ってきたのだろう？
@ENG:

@IDX:68134
@OFF:0xc6c2
@SPK:
@JPN:　自分をレイプした相手に……。
@ENG:

@IDX:68136
@OFF:0xc85b
@SPK:［真魚］
@JPN:　ねぇねぇ！　また作ってきたら、食べてくれる？
@ENG:

@IDX:68139
@OFF:0xc8bf
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうだな……機会があればな。
@ENG:

@IDX:68141
@OFF:0xc920
@SPK:［真魚］
@JPN:　じゃあ、明日も作ってきてあげようか？
@ENG:

@IDX:68144
@OFF:0xc97c
@SPK:[\protag]
@JPN:　面倒臭くないか？
@ENG:

@IDX:68146
@OFF:0xcafb
@SPK:［真魚］
@JPN:　ぜんぜん平気だよ！
@ENG:

@IDX:68149
@OFF:0xcb45
@SPK:[\protag]
@JPN:　でも、毎日じゃ悪いしな……週一くらいでいいよ。
@ENG:

@IDX:68151
@OFF:0xcce6
@SPK:［真魚］
@JPN:　別に毎日でもいいんだけどなあ……。
@ENG:

@IDX:68153
@OFF:0xce7b
@SPK:［悠紀］
@JPN:　あんまり無理強いしてもご迷惑になるわよ？
@ENG:

@IDX:68155
@OFF:0xd012
@SPK:［真魚］
@JPN:　それもそっか、じゃあそれで行こう！
@ENG:

@IDX:68158
@OFF:0xd06c
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ、頼む。
@ENG:

@IDX:68160
@OFF:0xd0bd
@SPK:［真魚］
@JPN:　でね、でね、きみの好きなものとか聞きたいんだけど……。
@ENG:

@IDX:68162
@OFF:0xd262
@SPK:［悠紀］
@JPN:　真魚ちゃん、そろそろ行かないと……。
@ENG:

@IDX:68164
@OFF:0xd3f5
@SPK:［真魚］
@JPN:　ウソ！　もうそんな時間？　ホントだ！！
@ENG:

@IDX:68166
@OFF:0xd58e
@SPK:［真魚］
@JPN:　あーあ、もうちょっと話してたかったんだけどな。
@ENG:

@IDX:68168
@OFF:0xd72f
@SPK:［悠紀］
@JPN:　真魚ちゃん。
@ENG:

@IDX:68170
@OFF:0xd780
@SPK:［真魚］
@JPN:　はーい。分かってまーす。
@ENG:

@IDX:68173
@OFF:0xd7d0
@SPK:[\protag]
@JPN:　じゃあ、またあとでな。
@ENG:

@IDX:68175
@OFF:0xd955
@SPK:［真魚］
@JPN:　うん！　またあとでね！
@ENG:

@IDX:68177
@OFF:0xd9b0
@SPK:［悠紀］
@JPN:　では、失礼します。
@ENG:

@IDX:68178
@OFF:0xda08
@SPK:
@JPN:　久しぶりに、楽しい昼食だった……。
@ENG:

@IDX:68179
@OFF:0xda3a
@SPK:
@JPN:　慣れたとはいっても、一人で食べる食事は味気ない　ものだ。
@ENG:

@IDX:68180
@OFF:0xda82
@SPK:
@JPN:　さっきのように誰かと一緒に食べるのも、たまには　いいかもしれない。
@ENG:

@IDX:68181
@OFF:0xdad4
@SPK:
@JPN:　もっとも、それには相手がいなければどうしようも　ないが……。
@ENG:

@IDX:68182
@OFF:0xdb30
@SPK:
@JPN:　それにしても真魚はどうして僕に弁当なんか作って　きたのだろう。
@ENG:

@IDX:68183
@OFF:0xdb7e
@SPK:
@JPN:　また作ってくるとは言っていたが、本当にその気が　あるのだろうか？
@ENG:

@IDX:68184
@OFF:0xdbce
@SPK:
@JPN:　まったく、女心と秋の空とはよく言ったものだ。
@ENG:

@IDX:68185
@OFF:0xdcce
@SPK:
@JPN:　夜の仕事が長引いた時に備えて、仮眠を取りながら　午後を潰した。
@ENG:

@IDX:68186
@OFF:0xdd1c
@SPK:
@JPN:　目が覚めると、もはやお馴染みとなったダルさが、　身体を支配している。
@ENG:

@IDX:68187
@OFF:0xdd70
@SPK:
@JPN:　我知らず薬に手を伸ばしそうになるが、今飲んでは　仕事が終わるまでもたないかもしれない。
@ENG:

@IDX:68188
@OFF:0xddd6
@SPK:
@JPN:　飲むなら仕事の時間の直前まで我慢しなくては。
@ENG:

@IDX:68189
@OFF:0xde12
@SPK:
@JPN:　真魚は８時からと言っていたから、そろそろ準備を　しておいた方がいいかもしれない。
@ENG:

@IDX:68191
@OFF:0xdecc
@SPK:［女の声］
@JPN:　あっ！？
@ENG:

@IDX:68192
@OFF:0xdf74
@SPK:
@JPN:　ロビーで面白い人物に出くわした。
@ENG:

@IDX:68193
@OFF:0xdfa4
@SPK:
@JPN:　多分、相手の方は予想外だったろうが……。
@ENG:

@IDX:68196
@OFF:0xe020
@SPK:[\protag]
@JPN:　おや、御堂さん……昨夜はよく眠れましたか？
@ENG:

@IDX:68198
@OFF:0xe10d
@SPK:［悠紀］
@JPN:　や、やっぱり……。真魚ちゃんが普通にしてるからおかしいと思ったんです……。
@ENG:

@IDX:68201
@OFF:0xe18f
@SPK:[\protag]
@JPN:　真魚が普通にしてると、なにがおかしいんですか？
@ENG:

@IDX:68203
@OFF:0xe278
@SPK:［悠紀］
@JPN:　くっ……。あなたがいなくなって、真魚ちゃんが騒がないはずありませんから……。
@ENG:

@IDX:68206
@OFF:0xe2fc
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？　どういうことだかよく分からないなぁ。
@ENG:

@IDX:68208
@OFF:0xe36b
@SPK:［悠紀］
@JPN:　わ、分かってるはずです！　真魚ちゃんがあなたにどんな感情を持っているか！
@ENG:

@IDX:68211
@OFF:0xe3eb
@SPK:[\protag]
@JPN:　はあ？　何を言ってるかよく分かりませんよ。とりあえず落ち着いたらどうなんですか？　フフフフフ……。
@ENG:

@IDX:68213
@OFF:0xe50c
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……どうして出て行ってくれなかったんですか？
@ENG:

@IDX:68216
@OFF:0xe570
@SPK:[\protag]
@JPN:　いやあ、予定が変わりましてね。朝の仕事を片づけてからって思ってたんですけど、夜も仕事が入っちゃって……。
@ENG:

@IDX:68218
@OFF:0xe693
@SPK:［悠紀］
@JPN:　そ、そんなの詭弁です！　仕事なんていいじゃないですか！　どうせ出て行けば関係なくなるんですから！
@ENG:

@IDX:68221
@OFF:0xe72b
@SPK:[\protag]
@JPN:　それだと真魚が困るんじゃないかな？　いいんですか？　自分を慕ってくれる後輩が困っても……。
@ENG:

@IDX:68223
@OFF:0xe840
@SPK:［悠紀］
@JPN:　そ、それは……。
@ENG:

@IDX:68226
@OFF:0xe888
@SPK:[\protag]
@JPN:　御堂さんって冷たいなぁ……。僕を追い出すためなら、真魚がどんな思いをしてもいいって言うんだ？
@ENG:

@IDX:68228
@OFF:0xe9a3
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……真魚ちゃんなら理由を話せば分かってくれるはずです。
@ENG:

@IDX:68231
@OFF:0xea11
@SPK:[\protag]
@JPN:　ほほぅ？　つまり、僕に話せないことを真魚には話せると……そういうことですか？　なんか気に入らないなぁ。
@ENG:

@IDX:68233
@OFF:0xeabc
@SPK:［悠紀］
@JPN:　そ、そうじゃなくて、私があなたにお願いしたってことを説明して……。
@ENG:

@IDX:68236
@OFF:0xeb36
@SPK:[\protag]
@JPN:　そんなことしたら、追い出した理由を聞かれませんか？
@ENG:

@IDX:68238
@OFF:0xec23
@SPK:［悠紀］
@JPN:　そ、それは……っ！
@ENG:

@IDX:68239
@OFF:0xecc9
@SPK:
@JPN:　そんなこと、あなたが心配する必要ありませんっ！
@ENG:

@IDX:68242
@OFF:0xed2f
@SPK:[\protag]
@JPN:　怖い怖い……でもなぁ、昨夜の御堂さんを知ったら……ねえ？そうだ！　何ならそのことも真魚に教えてあげればいい！
@ENG:

@IDX:68244
@OFF:0xee5a
@SPK:［悠紀］
@JPN:　ひ、酷い……です。あなたが出て行くって言ってくれたから、私……恥ずかしいのも我慢したのに……。
@ENG:

@IDX:68247
@OFF:0xeef0
@SPK:[\protag]
@JPN:　我慢した？　そのほうが感じるんじゃないの……？
@ENG:

@IDX:68249
@OFF:0xefd9
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……っ！　と、とにかく、約束は守ってください！
@ENG:

@IDX:68252
@OFF:0xf03f
@SPK:[\protag]
@JPN:　しょうがないな……今夜の仕事が終わったら出て行くよ。
@ENG:

@IDX:68254
@OFF:0xf12e
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……本当ですか？
@ENG:

@IDX:68257
@OFF:0xf176
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ。それまで僕を見張っててくれませんかね？　昨夜みたいなことしながら……。
@ENG:

@IDX:68259
@OFF:0xf27d
@SPK:［悠紀］
@JPN:　やめてください！　穢らわしい……。
@ENG:

@IDX:68262
@OFF:0xf2d7
@SPK:[\protag]
@JPN:　穢らわしい？　その穢らわしい行為であんなに感じてたのは、誰だったかな？
@ENG:

@IDX:68264
@OFF:0xf362
@SPK:［悠紀］
@JPN:　…………っ！
@ENG:

@IDX:68267
@OFF:0xf3a6
@SPK:[\protag]
@JPN:　冗談ですよ……。すぐ怒るんだから。
@ENG:

@IDX:68269
@OFF:0xf40d
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……失礼します！
@ENG:

@IDX:68270
@OFF:0xf45f
@SPK:
@JPN:　からかうのは、このくらいにしておこう。
@ENG:

@IDX:68271
@OFF:0xf495
@SPK:
@JPN:　怒った顔も可愛いけど、あんまりやりすぎたら何を　されるか分からない。
@ENG:

@IDX:68272
@OFF:0xf4e9
@SPK:
@JPN:　さて、これ以上の騒ぎに巻き込まれる前に、さっさ　と部屋に帰ろう。
@ENG:

@IDX:68273
@OFF:0xf5be
@SPK:
@JPN:　………………。
@ENG:

@IDX:68274
@OFF:0xf5f0
@SPK:
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:68275
@OFF:0xf61e
@SPK:
@JPN:　……。
@ENG:

@IDX:68276
@OFF:0xf6a3
@SPK:
@JPN:　夜の仕事が長引いた時に備えて、仮眠を取りながら　午後を潰した。
@ENG:

@IDX:68277
@OFF:0xf6f1
@SPK:
@JPN:　目が覚めると、もはやお馴染みとなったダルさが、　身体を支配している。
@ENG:

@IDX:68278
@OFF:0xf745
@SPK:
@JPN:　我知らず薬に手を伸ばしそうになるが、今飲んでは　仕事が終わるまでもたないかもしれない。
@ENG:

@IDX:68279
@OFF:0xf7ab
@SPK:
@JPN:　飲むなら仕事の時間の直前まで我慢しなくては。
@ENG:

@IDX:68280
@OFF:0xf7e7
@SPK:
@JPN:　真魚は８時からと言っていたから、そろそろ準備を　しておいた方がいいかもしれない。
@ENG:

@IDX:68281
@OFF:0xf923
@SPK:
@JPN:　バッグの中身を確認して、仕事の準備が終わろうと　いうまさにその瞬間、電話のベルが鳴り響いた。
@ENG:

@IDX:68284
@OFF:0xf9dd
@SPK:[\protag]
@JPN:　はい、もしもし？
@ENG:

@IDX:68286
@OFF:0xfa44
@SPK:［真魚］
@JPN:　あ、私。そろそろ時間だから、来て欲しいなって……。
@ENG:

@IDX:68289
@OFF:0xfaae
@SPK:[\protag]
@JPN:　分かった、すぐに行く。
@ENG:

@IDX:68291
@OFF:0xfb09
@SPK:［真魚］
@JPN:　でね……これからどうしても外せない用事があって、ちょっとミーティングに行けないんだ。だから電話で済ませたいんだけど……いいかな？
@ENG:

@IDX:68294
@OFF:0xfbc1
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ、構わないけど……。
@ENG:

@IDX:68296
@OFF:0xfc1e
@SPK:［真魚］
@JPN:　じゃあ、言うね……男性で数は１体。朝と同じで傷もなし。
@ENG:

@IDX:68299
@OFF:0xfc8c
@SPK:[\protag]
@JPN:　分かった……。
@ENG:

@IDX:68301
@OFF:0xfcdf
@SPK:［真魚］
@JPN:　本当なら直接言わなくちゃいけないんだけど……。ゴメンね、電話なんかで済ませちゃって。
@ENG:

@IDX:68304
@OFF:0xfd6b
@SPK:[\protag]
@JPN:　気にするな……。
@ENG:

@IDX:68306
@OFF:0xfdc0
@SPK:［真魚］
@JPN:　うん……でも、大丈夫？　なんか、声に元気がないけど……。
@ENG:

@IDX:68309
@OFF:0xfe30
@SPK:[\protag]
@JPN:　大丈夫だ、しばらくすればよくなる。
@ENG:

@IDX:68311
@OFF:0xfe97
@SPK:［真魚］
@JPN:　そっか、それならいいんだけど……。あっ！　患者さんが来たみたい。ゴメン、もう切るね？
@ENG:

@IDX:68314
@OFF:0xff23
@SPK:[\protag]
@JPN:　ちょっと待て、仕事後のミーティングは？
@ENG:

@IDX:68316
@OFF:0xff8e
@SPK:［真魚］
@JPN:　少し遅くなるかもしれないけど、たぶん行けるよ。だから帰り支度を先に済ませておいて。
@ENG:

@IDX:68319
@OFF:0x10018
@SPK:[\protag]
@JPN:　分かった……。
@ENG:

@IDX:68321
@OFF:0x1006b
@SPK:［真魚］
@JPN:　……じゃあ、またあとでね。
@ENG:

@IDX:68324
@OFF:0x100bd
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ……。
@ENG:

@IDX:68325
@OFF:0x1010b
@SPK:
@JPN:　電話を切ると、青い錠剤を３錠飲み下した。
@ENG:

@IDX:68326
@OFF:0x10143
@SPK:
@JPN:　……これで、５分もすれば体調が良くなる。
@ENG:

@IDX:68327
@OFF:0x1017b
@SPK:
@JPN:　更衣室に着く頃には、効き目が現れるだろう……。　
@ENG:

@IDX:68328
@OFF:0x10286
@SPK:
@JPN:　更衣室でのんびりと着替えを済ませ、８時丁度まで　待ってから作業を開始する。
@ENG:

@IDX:68329
@OFF:0x103b7
@SPK:
@JPN:　ミーティングがないおかげで、薬が効き始めるまで　のんびりと時間を使うことができた。
@ENG:

@IDX:68330
@OFF:0x1042f
@SPK:
@JPN:　何も問題はない……。
@ENG:

@IDX:68331
@OFF:0x10453
@SPK:
@JPN:　朝と同じように活力が湧き、感覚が研ぎ澄まされて　いくのが分かる。
@ENG:

@IDX:68332
@OFF:0x104a3
@SPK:
@JPN:　夜であるという事実さえ、今の僕にとっては大した　問題ではない。
@ENG:

@IDX:68333
@OFF:0x104f1
@SPK:
@JPN:　首筋や腰に生まれた疲労も、心地よくすら思える。　
@ENG:

@IDX:68334
@OFF:0x10541
@SPK:
@JPN:　身体が動くことが、こんなに素晴らしいことだった　とは……。
@ENG:

@IDX:68335
@OFF:0x1058b
@SPK:
@JPN:　朝も感じた労働の喜びを、再び噛み締める。
@ENG:

@IDX:68336
@OFF:0x105c3
@SPK:
@JPN:　手際よく作業が進んでいくのが、最高の悦楽にさえ　思える。
@ENG:

@IDX:68337
@OFF:0x1061d
@SPK:
@JPN:　あの薬がある限り、僕は働ける……。
@ENG:

@IDX:68338
@OFF:0x1064f
@SPK:
@JPN:　なくなったら、副院長にもらえばいい……。
@ENG:

@IDX:68339
@OFF:0x10687
@SPK:
@JPN:　そうすれば僕は、いつまでも働ける……。
@ENG:

@IDX:68340
@OFF:0x1072e
@SPK:
@JPN:　何の問題もなく仕事は終わった。
@ENG:

@IDX:68341
@OFF:0x1075c
@SPK:
@JPN:　鏑木さんも綺麗に洗えていると言ってくれた。
@ENG:

@IDX:68342
@OFF:0x10796
@SPK:
@JPN:　かなり仕事に慣れてきたのだろう。
@ENG:

@IDX:68343
@OFF:0x107c6
@SPK:
@JPN:　死体を見て驚くことは、もうほとんどない。
@ENG:

@IDX:68344
@OFF:0x107fe
@SPK:
@JPN:　ただし、死体の状態が普通の時だけだ。
@ENG:

@IDX:68345
@OFF:0x1089e
@SPK:
@JPN:　更衣室に戻っても真魚は来ていなかった。
@ENG:

@IDX:68346
@OFF:0x108d4
@SPK:
@JPN:　電話で言ってたように、やはり遅れるのだろうか？　
@ENG:

@IDX:68347
@OFF:0x109e2
@SPK:
@JPN:　遅くなると言う真魚の言葉を信じ、先にシャワーを　浴びて着替えを済ませることにした。
@ENG:

@IDX:68348
@OFF:0x10a4a
@SPK:
@JPN:　部屋に真魚がいたらビックリさせてやろうと、多少　ワクワクしながらシャワー室を出る。
@ENG:

@IDX:68349
@OFF:0x10b6d
@SPK:
@JPN:　残念ながら真魚は来ていなかった。
@ENG:

@IDX:68350
@OFF:0x10b9d
@SPK:
@JPN:　それなら入ってきた時に驚かせてやろうと、あえて　下半身を晒したまま着替えていく。
@ENG:

@IDX:68351
@OFF:0x10c17
@SPK:
@JPN:　…
@ENG:

@IDX:68352
@OFF:0x10c27
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:68353
@OFF:0x10c35
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:68354
@OFF:0x10c43
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:68355
@OFF:0x10c51
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:68356
@OFF:0x10c5f
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:68357
@OFF:0x10c6d
@SPK:
@JPN:。
@ENG:

@IDX:68358
@OFF:0x10c91
@SPK:
@JPN:　だが、着替えの最中に真魚は入って来なかった。
@ENG:

@IDX:68359
@OFF:0x10ccd
@SPK:
@JPN:　ガッカリしたのも束の間、１０分、２０分と時間が　過ぎるうちに、段々と不安になってきた。
@ENG:

@IDX:68360
@OFF:0x10d33
@SPK:
@JPN:　仕事が終わって３０分以上が過ぎた今でも、真魚は　一向に姿を見せない。
@ENG:

@IDX:68361
@OFF:0x10d99
@SPK:
@JPN:　……いくら何でも、遅すぎないか？
@ENG:

@IDX:68362
@OFF:0x10dc9
@SPK:
@JPN:　これほど遅くなるなら、報告書は明日にしてくれれ　ばいいのに……。
@ENG:

@IDX:68365
@OFF:0x10e63
@SPK:[\protag]
@JPN:　……どうぞ。
@ENG:

@IDX:68367
@OFF:0x10eea
@SPK:［男の声］
@JPN:　何だ、まだこんなところにいたのか……。
@ENG:

@IDX:68371
@OFF:0x10fdc
@SPK:[\protag]
@JPN:　何だ、鏑木さんでしたか……何かご用ですか？
@ENG:

@IDX:68373
@OFF:0x1104b
@SPK:［鏑木］
@JPN:　帰ろうとしたら、ここから人の気配がしたんでな。それで覗いてみたんだ。お前はまだ帰らんのか？
@ENG:

@IDX:68376
@OFF:0x110dd
@SPK:[\protag]
@JPN:　帰りたいのは山々なんですが、真魚……いや、担当の佐伯さんが来ないんですよ。
@ENG:

@IDX:68378
@OFF:0x1116c
@SPK:［鏑木］
@JPN:　佐伯と言うと、あのちっこい看護婦か？
@ENG:

@IDX:68381
@OFF:0x111c8
@SPK:[\protag]
@JPN:　ええ、そうです。
@ENG:

@IDX:68383
@OFF:0x1121d
@SPK:［鏑木］
@JPN:　そう言えば、担当が変わったんだったな。だが、よりによってあいつとは……お前も、随分ツイてないな。
@ENG:

@IDX:68386
@OFF:0x112b5
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうでもないですよ。彼女、結構頑張ってますから。
@ENG:

@IDX:68388
@OFF:0x1132a
@SPK:［鏑木］
@JPN:　そうか？　だが、現に来ないんだろ？
@ENG:

@IDX:68391
@OFF:0x11384
@SPK:[\protag]
@JPN:　ええ……でも、用事があって遅れるって言ってましたから。
@ENG:

@IDX:68393
@OFF:0x113ff
@SPK:［鏑木］
@JPN:　用事？　仕事なのか？
@ENG:

@IDX:68396
@OFF:0x1144b
@SPK:[\protag]
@JPN:　いえ、そこまでは聞いていませんが……。
@ENG:

@IDX:68398
@OFF:0x114b6
@SPK:［鏑木］
@JPN:　……まあ、俺が口を出す問題じゃないか。それで、お前はまだ待ってるのか？
@ENG:

@IDX:68401
@OFF:0x11534
@SPK:[\protag]
@JPN:　はい。あと少し待ってみます。
@ENG:

@IDX:68403
@OFF:0x11595
@SPK:［鏑木］
@JPN:　そうか。じゃあ、俺はもう上がるから帰る時に明かりを消していってくれ。
@ENG:

@IDX:68406
@OFF:0x11611
@SPK:[\protag]
@JPN:　分かりました。お疲れ様です。
@ENG:

@IDX:68408
@OFF:0x11672
@SPK:［鏑木］
@JPN:　ああ……あまり遅くならんうちに諦めろよ。
@ENG:

@IDX:68409
@OFF:0x11700
@SPK:
@JPN:　鏑木さんは苦笑しながら、更衣室をあとにした。
@ENG:

@IDX:68410
@OFF:0x1173c
@SPK:
@JPN:　時計を見ると、すでに９時を廻っている。
@ENG:

@IDX:68411
@OFF:0x11772
@SPK:
@JPN:　リミットは９時半……それまで待って来なければ、　真魚には悪いが帰ってしまおう。
@ENG:

@IDX:68412
@OFF:0x11897
@SPK:
@JPN:　……結局、来なかった……。
@ENG:

@IDX:68413
@OFF:0x118c1
@SPK:
@JPN:　予定を大幅に越えて９時５０分まで待ってみたが、　真魚は姿を現すどころか連絡すら来ない。
@ENG:

@IDX:68414
@OFF:0x11927
@SPK:
@JPN:　せっかく楽しもうと思っていたのに、来ないのでは　どうしようもない。
@ENG:

@IDX:68415
@OFF:0x1198b
@SPK:
@JPN:　……今夜は、もう帰ってしまおう。
@ENG:

@IDX:68416
@OFF:0x119bb
@SPK:
@JPN:　もし途中で見つけたとしても、こんな時間ではもう　雑木林に連れ込むこともできない。
@ENG:

@IDX:68418
@OFF:0x11b13
@SPK:［取り乱した女の声］
@JPN:　だから、そんなんじゃないんだってばぁ！
@ENG:

@IDX:68420
@OFF:0x11b86
@SPK:［冷静な女の声］
@JPN:　聞き分けのない娘ね……じゃあ、なぜできないの？
@ENG:

@IDX:68422
@OFF:0x11c05
@SPK:［取り乱した女の声］
@JPN:　できないんじゃなくて、やりたくないの！
@ENG:

@IDX:68423
@OFF:0x11c5f
@SPK:
@JPN:　……どこかから言い争う声が聞こえる。
@ENG:

@IDX:68424
@OFF:0x11c93
@SPK:
@JPN:　これは……階段の先、ロビーか？
@ENG:

@IDX:68425
@OFF:0x11cc1
@SPK:
@JPN:　もう消灯時間は過ぎてるというのに、いったい何を　騒いでいるのだろう？
@ENG:

@IDX:68426
@OFF:0x11d15
@SPK:
@JPN:　患者同士の喧嘩か？
@ENG:

@IDX:68427
@OFF:0x11d47
@SPK:
@JPN:　ともあれこのまま放っておくのは、すでに寝ている　患者の迷惑になる。
@ENG:

@IDX:68428
@OFF:0x11d99
@SPK:
@JPN:　この非常識な連中に、一言注意してやった方がいい　だろう……。
@ENG:

@IDX:68429
@OFF:0x11eff
@SPK:
@JPN:　なっ！？　真魚と……副院長？
@ENG:

@IDX:68430
@OFF:0x11f3b
@SPK:
@JPN:　驚いたことに、言い争っていたのは患者ではなく、　れっきとした病院関係者だった。
@ENG:

@IDX:68431
@OFF:0x11f99
@SPK:
@JPN:　こんな場所で騒げば、患者の迷惑になる。
@ENG:

@IDX:68432
@OFF:0x11fcf
@SPK:
@JPN:　そんなこと、僕に言われるまでもなく分かっている　はずなのに……。
@ENG:

@IDX:68434
@OFF:0x12068
@SPK:［千草］
@JPN:　……何がそんなに不満なの？
@ENG:

@IDX:68436
@OFF:0x120c7
@SPK:［真魚］
@JPN:　……やっぱり、そういうのって良くないよ！
@ENG:

@IDX:68438
@OFF:0x12134
@SPK:［千草］
@JPN:　分からないわね……いったい何にこだわっているのかしら？　別に、犯罪でも何でもないでしょ？
@ENG:

@IDX:68440
@OFF:0x121d1
@SPK:［真魚］
@JPN:　そういうのじゃなくて、彼を裏切るのが嫌なの！
@ENG:

@IDX:68442
@OFF:0x12242
@SPK:［千草］
@JPN:　裏切る？　あなた、何か勘違いしてるんじゃないの？　これは彼のためでもあるのよ？
@ENG:

@IDX:68444
@OFF:0x122d5
@SPK:［真魚］
@JPN:　だったら、副院長先生が直接彼に言えばいいじゃん！　秘密にする必要がどこにあんのよ！？
@ENG:

@IDX:68445
@OFF:0x1235d
@SPK:
@JPN:　しかし、何を言い争っているのだろう？
@ENG:

@IDX:68446
@OFF:0x12391
@SPK:
@JPN:　話の断片を聞いた限りでは、副院長の頼みを真魚が　断っているように思える。
@ENG:

@IDX:68447
@OFF:0x123e9
@SPK:
@JPN:　仕事上での頼みだとすれば、真魚には断る権利など　ないと思うが……。
@ENG:

@IDX:68449
@OFF:0x12484
@SPK:［真魚］
@JPN:　とにかく！　私はもうヤダからね！
@ENG:

@IDX:68451
@OFF:0x124e9
@SPK:［千草］
@JPN:　……そんなことを言って、ただで済むと思ってるの？
@ENG:

@IDX:68453
@OFF:0x1255e
@SPK:［真魚］
@JPN:　クビでも何でも、すればいいじゃん！
@ENG:

@IDX:68455
@OFF:0x125c5
@SPK:［千草］
@JPN:　……その程度で済ますほど、私は優しくないわよ？
@ENG:

@IDX:68457
@OFF:0x12638
@SPK:［真魚］
@JPN:　ど、どうするつもりよ？　ま、まさか薬漬けにして香港とかに売り飛ばすつもり！？　それとも、コンクリ詰めにして東京湾にドボンとか……。
@ENG:

@IDX:68459
@OFF:0x126ff
@SPK:［千草］
@JPN:　そうね、それもいいかもね……フフフ……。
@ENG:

@IDX:68461
@OFF:0x1276c
@SPK:［真魚］
@JPN:　そ、そんなことしたら先生の秘密バラしちゃうんだから！！
@ENG:

@IDX:68463
@OFF:0x127e7
@SPK:［千草］
@JPN:　私の秘密？　何のコトかしら？
@ENG:

@IDX:68465
@OFF:0x12848
@SPK:［真魚］
@JPN:　とぼけたって無駄なんだからね！　私、見たんだもん。先生が地下の霊安室で……。
@ENG:

@IDX:68466
@OFF:0x128c8
@SPK:
@JPN:　その時、副院長の目が妖しい光を帯びた。
@ENG:

@IDX:68467
@OFF:0x128fe
@SPK:
@JPN:　明らかに普段の副院長とは違う、冷酷な光……。
@ENG:

@IDX:68468
@OFF:0x1293a
@SPK:
@JPN:　ここから見ても分かるほどの重圧を秘めた視線が、　真魚に向けられている。
@ENG:

@IDX:68469
@OFF:0x129bf
@SPK:
@JPN:　このまま放っておくのは、危険な気がする……。
@ENG:

@IDX:68470
@OFF:0x129fb
@SPK:
@JPN:　そう思った瞬間、身体が勝手に動いていた。
@ENG:

@IDX:68471
@OFF:0x12a33
@SPK:
@JPN:　ゆっくりと静かに、二人のそばへと歩み寄る。
@ENG:

@IDX:68474
@OFF:0x12b0a
@SPK:[\protag]
@JPN:　真魚！！
@ENG:

@IDX:68476
@OFF:0x12c82
@SPK:［真魚］
@JPN:　な、なんできみがこんなトコにいるの！？
@ENG:

@IDX:68479
@OFF:0x12ce0
@SPK:[\protag]
@JPN:　そりゃ、こっちの台詞だよ。お前、今何時だと思ってるんだ？ええ、オイ。
@ENG:

@IDX:68481
@OFF:0x12e9a
@SPK:［真魚］
@JPN:　そ、それは……副院長先生と一緒だから大丈夫かなって……。
@ENG:

@IDX:68484
@OFF:0x12f0a
@SPK:[\protag]
@JPN:　副院長と一緒だから僕を地下で待たせっぱなしにして大丈夫？なんだそりゃ？
@ENG:

@IDX:68486
@OFF:0x12f95
@SPK:［真魚］
@JPN:　ち、違うよ。そういうことじゃなくって……。
@ENG:

@IDX:68489
@OFF:0x12ff7
@SPK:[\protag]
@JPN:　あー、言い訳はもういい。こんな時間まで副院長に怒られてるなんて、何やらかしたんだ？　お前。
@ENG:

@IDX:68491
@OFF:0x131c7
@SPK:［真魚］
@JPN:　ちょ、ちょっと、待ってよ。私の話も聞いてよ。
@ENG:

@IDX:68494
@OFF:0x1322b
@SPK:[\protag]
@JPN:　だから、言い訳はもういいって言ってんだろ？　すみません、副院長。このバカちょっとお借りしますね？
@ENG:

@IDX:68496
@OFF:0x132d0
@SPK:［真魚］
@JPN:　ば、バカって……。
@ENG:

@IDX:68498
@OFF:0x13454
@SPK:［千草］
@JPN:　ええ、いいわよ。私の話はもう終わってるから……でも報告書の作成なら、明日にしたら？
@ENG:

@IDX:68501
@OFF:0x134de
@SPK:[\protag]
@JPN:　いえ、それ以外にも話があるんで……。
@ENG:

@IDX:68503
@OFF:0x13674
@SPK:［千草］
@JPN:　そう……なら、好きにしなさい。じゃあ佐伯さん、答えは明日にでも聞かせてね？
@ENG:

@IDX:68506
@OFF:0x13821
@SPK:[\protag]
@JPN:　さてと……ってなんて顔してんだよ？
@ENG:

@IDX:68508
@OFF:0x13888
@SPK:［真魚］
@JPN:　だって、あんな強引に連れ出して……また私のこと抱くつもりなんでしょ？
@ENG:

@IDX:68511
@OFF:0x13904
@SPK:[\protag]
@JPN:　違う、そんなんじゃない。
@ENG:

@IDX:68513
@OFF:0x13961
@SPK:［真魚］
@JPN:　私がヤダって言っても、するんでしょ？　更衣室の時みたいに……。
@ENG:

@IDX:68516
@OFF:0x139d7
@SPK:[\protag]
@JPN:　違う！　あんなことは……もうしない。
@ENG:

@IDX:68518
@OFF:0x13a40
@SPK:［真魚］
@JPN:　ウソだよ……目が泳いでるもん。
@ENG:

@IDX:68521
@OFF:0x13a96
@SPK:[\protag]
@JPN:　ウソじゃない！　あの時は……すまなかった。
@ENG:

@IDX:68523
@OFF:0x13b7f
@SPK:［真魚］
@JPN:　謝らないでよっ！　謝られたら私、怒れないじゃん……。
@ENG:

@IDX:68526
@OFF:0x13beb
@SPK:[\protag]
@JPN:　真魚……。
@ENG:

@IDX:68528
@OFF:0x13c3a
@SPK:［真魚］
@JPN:　もう、きみのことがよく分かんないよ！　乱暴にしたり優しくしたり……今だってそうだよ！　私が助けて欲しいって思ったら急に現れたりしてさ……。
@ENG:

@IDX:68531
@OFF:0x13cfc
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:68533
@OFF:0x13d4b
@SPK:［真魚］
@JPN:　ズルイよ、これじゃ嫌いになれないよ……。
@ENG:

@IDX:68536
@OFF:0x13dab
@SPK:[\protag]
@JPN:　謝ったって何も変わらないとは思うけど……。でも、謝らせて欲しいんだ。
@ENG:

@IDX:68538
@OFF:0x13e34
@SPK:［真魚］
@JPN:　何でよ……何でいまさら謝るのよ？
@ENG:

@IDX:68541
@OFF:0x13e8c
@SPK:[\protag]
@JPN:　多分、自己満足……それと、もしかしたらって甘え。
@ENG:

@IDX:68543
@OFF:0x13f77
@SPK:［真魚］
@JPN:　そう……じゃあ、好きにすれば。でも、きみのこと許したわけじゃないからね。あんなことをされて許せるほど、お人好しじゃないんだから。
@ENG:

@IDX:68546
@OFF:0x1403a
@SPK:[\protag]
@JPN:　でも真魚、僕にお弁当を作ってきてくれたじゃないか。あれは僕を許してくれたからじゃないのか？
@ENG:

@IDX:68548
@OFF:0x14153
@SPK:［真魚］
@JPN:　あ、あれは……そういう意味じゃなくって……。
@ENG:

@IDX:68551
@OFF:0x141b7
@SPK:[\protag]
@JPN:　じゃあ、どういう意味なんだ？　ちゃんと説明してくれないと誤解しちゃうかもしれないぞ。僕、馬鹿だから。
@ENG:

@IDX:68553
@OFF:0x14260
@SPK:［真魚］
@JPN:　きみは馬鹿じゃないよ。ただ最近は疲れて……。
@ENG:

@IDX:68556
@OFF:0x142c4
@SPK:[\protag]
@JPN:　でも真魚にあんなことしちゃったんだぞ！　それでどうなるかなんて考えずに！　そんな僕が馬鹿じゃないわけないだろ！
@ENG:

@IDX:68558
@OFF:0x143ed
@SPK:［真魚］
@JPN:　きみは馬鹿じゃないし、ホントのきみはあんなことしないよ。慣れない仕事をして疲れちゃってるせいだよ。
@ENG:

@IDX:68561
@OFF:0x14487
@SPK:[\protag]
@JPN:　じゃ、じゃあ許してくれるのか？　僕を許してくれるのか？
@ENG:

@IDX:68563
@OFF:0x1457c
@SPK:［真魚］
@JPN:　……それはちょっと違う。きみがホントはあんなことしないのは分かってるけど……でも、やっちゃったのは事実だから、それは許せない。
@ENG:

@IDX:68566
@OFF:0x14632
@SPK:[\protag]
@JPN:　じゃあ……。
@ENG:

@IDX:68568
@OFF:0x146f9
@SPK:［真魚］
@JPN:　待って！　最後まで聞いて。
@ENG:

@IDX:68571
@OFF:0x1474b
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ、ああ。
@ENG:

@IDX:68573
@OFF:0x1479a
@SPK:［真魚］
@JPN:　だからお弁当を作ってきたの。きみがちゃんとご飯を食べて、元気になってくれればきっとあんなこともうしないから。
@ENG:

@IDX:68576
@OFF:0x1483e
@SPK:[\protag]
@JPN:　……じゃあ、僕を許してくれたわけじゃないんだな？
@ENG:

@IDX:68578
@OFF:0x148b3
@SPK:［真魚］
@JPN:　うん…………。
@ENG:

@IDX:68581
@OFF:0x148f9
@SPK:[\protag]
@JPN:　そっか……。
@ENG:

@IDX:68583
@OFF:0x1494a
@SPK:［真魚］
@JPN:　でも、あのことは忘れることにする。きみのことは嫌いになれないから……だから、忘れてあげる。
@ENG:

@IDX:68586
@OFF:0x149dc
@SPK:[\protag]
@JPN:　ありがとう……。
@ENG:

@IDX:68588
@OFF:0x14a31
@SPK:［真魚］
@JPN:　お礼なんて言わないでいい……私が忘れたいだけなんだから。
@ENG:

@IDX:68591
@OFF:0x14aa1
@SPK:[\protag]
@JPN:　真魚……。
@ENG:

@IDX:68593
@OFF:0x14af0
@SPK:［真魚］
@JPN:　じゃあ、そういうことで。
@ENG:

@IDX:68594
@OFF:0x14b5a
@SPK:
@JPN:　真魚はパタパタと慌ただしげな足音を立て、階段を　駆け上っていった。
@ENG:

@IDX:68595
@OFF:0x14bbe
@SPK:
@JPN:　今更、何を言っても無駄ということか。
@ENG:

@IDX:68596
@OFF:0x14bf2
@SPK:
@JPN:　朝の真魚の様子から、許してくれているのかもしれ　ないと、淡い期待もしたのだが……。
@ENG:

@IDX:68597
@OFF:0x14c66
@SPK:
@JPN:　まあ、それも仕方のないことだろう。
@ENG:

@IDX:68598
@OFF:0x14c98
@SPK:
@JPN:　あんなことをしてしまったんだ。
@ENG:

@IDX:68599
@OFF:0x14cc6
@SPK:
@JPN:　忘れると言ってもらっただけでも上出来だろう。
@ENG:

@IDX:68600
@OFF:0x14dd3
@SPK:
@JPN:　今日は薬の力を借りずに眠れそうだ。
@ENG:

@IDX:68601
@OFF:0x14e05
@SPK:
@JPN:　真魚のこと……御堂さんのこと……。
@ENG:

@IDX:68602
@OFF:0x14e37
@SPK:
@JPN:　胸の奥でなにやらチクチクと僕の心を刺激するもの　があるが、それほど不快なものでもない。
@ENG:

@IDX:68603
@OFF:0x14e9d
@SPK:
@JPN:　どちらかというと心地よくさえある。
@ENG:

@IDX:68604
@OFF:0x14ecf
@SPK:
@JPN:　これは……一体なんなのだろうか？
@ENG:

@IDX:68605
@OFF:0x14f1b
@SPK:
@JPN:　今日も薬の力を借りずに眠れそうだ。
@ENG:

@IDX:68606
@OFF:0x14f4d
@SPK:
@JPN:　結果はどうあれ、真魚とのことにある程度の決着が　ついたからだろうか？
@ENG:

@IDX:68607
@OFF:0x14fa1
@SPK:
@JPN:　許されたわけではない。
@ENG:

@IDX:68608
@OFF:0x14fc7
@SPK:
@JPN:　ただ忘れると言われただけ。
@ENG:

@IDX:68609
@OFF:0x14ff1
@SPK:
@JPN:　だが、僕の心は不思議と軽くなっている。
@ENG:

@IDX:68610
@OFF:0x15027
@SPK:
@JPN:　それほど意識していなかったが、やはり罪の意識を　感じていたのだろうか？
@ENG:

@IDX:68611
@OFF:0x1508d
@SPK:
@JPN:　しかし真魚は副院長と何をもめていたのだろう？
@ENG:

@IDX:68612
@OFF:0x150c9
@SPK:
@JPN:　仕事上のことか、それとも副院長のプライベートな　頼みごとを真魚が断っていたのか？
@ENG:

@IDX:68613
@OFF:0x15129
@SPK:
@JPN:　どちらにしても、副院長の依頼を断るのは、真魚に　とって賢い選択だと思えないのだが……。
@ENG:

@IDX:68614
@OFF:0x151a1
@SPK:
@JPN:　……あまり悩むのはやめよう。
@ENG:

@IDX:68615
@OFF:0x151cd
@SPK:
@JPN:　悩みすぎて眠れなくなっては、元も子もない。
@ENG:

@IDX:68616
@OFF:0x15207
@SPK:
@JPN:　せっかく、普通に眠れそうなのだから……。
@ENG:

@IDX:68617
@OFF:0x152b4
@SPK:
@JPN:　………………。
@ENG:

@IDX:68618
@OFF:0x152e6
@SPK:
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:68619
@OFF:0x15314
@SPK:
@JPN:　……。
@ENG:

@IDX:68620
@OFF:0x153af
@SPK:
@JPN:　……こんな時間に誰からだろう？
@ENG:

@IDX:68621
@OFF:0x153dd
@SPK:
@JPN:　人が眠っているのに電話をかけてくるとは非常識で　はないか。
@ENG:

@IDX:68622
@OFF:0x15427
@SPK:
@JPN:　理不尽極まる悪態を無骨な黒電話に投げつけながら　受話器に手を伸ばした。
@ENG:

@IDX:68625
@OFF:0x154cb
@SPK:[\protag]
@JPN:　……はい。どちら様でしょうか？
@ENG:

@IDX:68627
@OFF:0x15536
@SPK:［千草］
@JPN:　ごめんなさいね、こんな時間に。
@ENG:

@IDX:68630
@OFF:0x1558c
@SPK:[\protag]
@JPN:　あっ！　副院長。いいえ、そんなことないです。まだ起きてましたから。
@ENG:

@IDX:68632
@OFF:0x15613
@SPK:［千草］
@JPN:　あら、そう？　でも、なんだか眠そうに聞こえるわよ？　私に気を遣ってるんじゃないの？
@ENG:

@IDX:68635
@OFF:0x1569d
@SPK:[\protag]
@JPN:　そ、そんなことありませんよ。何ならこれから病院まで走って行っても構いませんよ？
@ENG:

@IDX:68637
@OFF:0x15730
@SPK:［千草］
@JPN:　ウフフ、ならちょうどいいわ。走らなくてもいいから、病院に来てくれない？
@ENG:

@IDX:68640
@OFF:0x157ae
@SPK:[\protag]
@JPN:　仕事ですか？　それとも……。
@ENG:

@IDX:68642
@OFF:0x1580f
@SPK:［千草］
@JPN:　ウフフ……そうね、仕事と言えないこともないわね。とにかく私の部屋まで来て。話はその時に……ね。
@ENG:

@IDX:68643
@OFF:0x158af
@SPK:
@JPN:　何だろう、仕事だろうか？
@ENG:

@IDX:68644
@OFF:0x158d7
@SPK:
@JPN:　しかしこんな時間に……。
@ENG:

@IDX:68645
@OFF:0x158ff
@SPK:
@JPN:　それとも、さっき真魚に断られた依頼を僕に振ろう　というのだろうか……。
@ENG:

@IDX:68646
@OFF:0x15967
@SPK:
@JPN:　とにかく、病院に行ってみよう。
@ENG:

@IDX:68647
@OFF:0x15995
@SPK:
@JPN:　どんな用かは直接聞けば分かるはずだ。
@ENG:

@IDX:68650
@OFF:0x15aa9
@SPK:[\protag]
@JPN:　副院長、入ってもよろしいでしょうか。
@ENG:

@IDX:68652
@OFF:0x15b12
@SPK:［千草］
@JPN:　どうぞ……待っていたわ。
@ENG:

@IDX:68655
@OFF:0x15c8c
@SPK:[\protag]
@JPN:　それで用件は何でしょうか？
@ENG:

@IDX:68657
@OFF:0x15ceb
@SPK:［千草］
@JPN:　あなたに、いいことを教えてあげようと思って。
@ENG:

@IDX:68660
@OFF:0x15d4f
@SPK:[\protag]
@JPN:　いいこと？　なんですか、それは？
@ENG:

@IDX:68662
@OFF:0x15db4
@SPK:［千草］
@JPN:　……すぐそこの階段を上がって、４階のドアの開いてる部屋を覗いてみなさい。
@ENG:

@IDX:68665
@OFF:0x15e34
@SPK:[\protag]
@JPN:　そこに、何があるんです？
@ENG:

@IDX:68667
@OFF:0x15f07
@SPK:［千草］
@JPN:　面白いもの……早く行かないと、終わっちゃうわよ？
@ENG:

@IDX:68670
@OFF:0x15fa7
@SPK:[\protag]
@JPN:　だから、面白いものって何なんですか！？　ちょっと！
@ENG:

@IDX:68671
@OFF:0x1600b
@SPK:
@JPN:　……酷くいやらしい笑みを残し、副院長は部屋から　出て行った。
@ENG:

@IDX:68672
@OFF:0x16057
@SPK:
@JPN:　こんな時間に呼び出しておいて一体何なんだ！？
@ENG:

@IDX:68673
@OFF:0x16093
@SPK:
@JPN:　不可解な指示を一方的に僕に与えて行ってしまった　副院長に対して湧き上がる、当然の怒り。
@ENG:

@IDX:68674
@OFF:0x160f9
@SPK:
@JPN:　しかしそれ以上に、彼女の言う『面白いもの』にも　興味をそそられた。
@ENG:

@IDX:68675
@OFF:0x1615b
@SPK:
@JPN:　……行ってみよう。
@ENG:

@IDX:68676
@OFF:0x1617d
@SPK:
@JPN:　いつまでも一人で途方にくれていても仕方ない。
@ENG:

@IDX:68677
@OFF:0x161b9
@SPK:
@JPN:　『面白いもの』を実際に見てみれば、副院長の意図　もはっきりするだろう……。
@ENG:

@IDX:68678
@OFF:0x162dc
@SPK:
@JPN:　あの部屋……だろうか？
@ENG:

@IDX:68679
@OFF:0x16302
@SPK:
@JPN:　真っ暗な廊下に、一筋だけ明かりが漏れている。
@ENG:

@IDX:68680
@OFF:0x1634c
@SPK:
@JPN:　あんな部屋に、何があるというのだろう？
@ENG:

@IDX:68681
@OFF:0x16382
@SPK:
@JPN:　４階には研究室か特別個室しかない。
@ENG:

@IDX:68682
@OFF:0x163b4
@SPK:
@JPN:　こんな時間に明かりがついているという事は研究室　だろうか？
@ENG:

@IDX:68683
@OFF:0x163fe
@SPK:
@JPN:　だとしても、あの部屋には全く人の気配がしない。　明らかに妙な雰囲気が漂っている。
@ENG:

@IDX:68684
@OFF:0x164d3
@SPK:
@JPN:　若干のためらいを感じつつ、静かに部屋に入る。
@ENG:

@IDX:68685
@OFF:0x1650f
@SPK:
@JPN:　やはり人の気配はしない……。
@ENG:

@IDX:68686
@OFF:0x1653b
@SPK:
@JPN:　だが体臭にも似たにおいが、先程まで人のいたこと　を示している。
@ENG:

@IDX:68688
@OFF:0x165de
@SPK:［女の声］
@JPN:　うっ……うううぅ……。
@ENG:

@IDX:68691
@OFF:0x16640
@SPK:[\protag]
@JPN:　誰！？　誰かいるのか！？
@ENG:

@IDX:68693
@OFF:0x1669f
@SPK:［女の声］
@JPN:　うぅ……うっ……。
@ENG:

@IDX:68696
@OFF:0x166e9
@SPK:[\protag]
@JPN:　誰かそこに…………。
@ENG:

@IDX:68699
@OFF:0x167b8
@SPK:[\protag]
@JPN:　なっ！？　ま、真魚……か！？
@ENG:

@IDX:68700
@OFF:0x16808
@SPK:
@JPN:　そばかすの残る頬、ほっそりして凹凸のない身体、　床に伸びた長い三つ編み……。
@ENG:

@IDX:68701
@OFF:0x16864
@SPK:
@JPN:　目隠しと猿轡をされていても、すぐにそれと分かる　特徴の数々……。
@ENG:

@IDX:68702
@OFF:0x168b4
@SPK:
@JPN:　思わず名前を呼び、頭が真っ白になってしまった。　
@ENG:

@IDX:68703
@OFF:0x1690a
@SPK:
@JPN:　起伏に乏しい身体をほんのり桜色に染め、その上を　うっすらと汗が覆っている。
@ENG:

@IDX:68704
@OFF:0x16964
@SPK:
@JPN:　深い呼吸に合わせてゆっくりと上下する乳房、先端　で微かに震えるピンクの乳首……。
@ENG:

@IDX:68705
@OFF:0x169c4
@SPK:
@JPN:　だらしなく開いた股間は透明な液体で濡れ、激しい　陵辱の跡を思わせる。
@ENG:

@IDX:68706
@OFF:0x16a28
@SPK:
@JPN:　可愛らしく、凄惨で、そして淫らな姿……。
@ENG:

@IDX:68707
@OFF:0x16a60
@SPK:
@JPN:　呼吸が耳障りなほど高まり、股間が熱く滾る。
@ENG:

@IDX:68708
@OFF:0x16a9a
@SPK:
@JPN:　このまま襲えば、僕が犯ったとは分からないのでは　ないか？
@ENG:

@IDX:68709
@OFF:0x16ae2
@SPK:
@JPN:　いっそのこと、このまま……。
@ENG:

@IDX:68710
@OFF:0x16bd6
@SPK:
@JPN:　だが、僕の中に生まれた悪意より先に、善意の衝動　が身体を動かしていた。
@ENG:

@IDX:68711
@OFF:0x16c2c
@SPK:
@JPN:　傍らの椅子にかかった白衣で真魚の身体を隠して、　目隠しと猿轡を解いていく。
@ENG:

@IDX:68714
@OFF:0x16d4c
@SPK:[\protag]
@JPN:　……真魚。
@ENG:

@IDX:68716
@OFF:0x16d9b
@SPK:［真魚］
@JPN:　ヒッ！？　や、ヤダ……もう、許して……。
@ENG:

@IDX:68719
@OFF:0x16dfb
@SPK:[\protag]
@JPN:　僕だよ、真魚……ほら、何もしないから……。
@ENG:

@IDX:68721
@OFF:0x16e6a
@SPK:［真魚］
@JPN:　ヤダ、ヤダよぉ……私、私……。
@ENG:

@IDX:68724
@OFF:0x16ec0
@SPK:[\protag]
@JPN:　……真魚！
@ENG:

@IDX:68726
@OFF:0x16f0f
@SPK:［真魚］
@JPN:　いや、いや、いやぁ……もう、勘弁して……許してよぉ……。
@ENG:

@IDX:68728
@OFF:0x16f8c
@SPK:［真魚］
@JPN:　来ないで……近づかないで……私、私……。
@ENG:

@IDX:68729
@OFF:0x16fea
@SPK:
@JPN:　うわ言のように呟く真魚を見ているうちに、僕の中　で何かが切り替わっていった。
@ENG:

@IDX:68730
@OFF:0x17046
@SPK:
@JPN:　善意が徐々に闇色に染まり、心の中が悪意で満たさ　れていく。
@ENG:

@IDX:68731
@OFF:0x17090
@SPK:
@JPN:　巣にかかった蝶を喰らう蜘蛛も、こんな気持ちなの　かもしれない……。
@ENG:

@IDX:68732
@OFF:0x170e2
@SPK:
@JPN:　更衣室で真魚を犯した時と同じ衝動が、背中を這い　上がってくるのを感じた。
@ENG:

@IDX:68733
@OFF:0x1713a
@SPK:
@JPN:　僅かに逃げる気配を見せた真魚の足下に、ゆっくり　しゃがみ込む。
@ENG:

@IDX:68736
@OFF:0x171c4
@SPK:[\protag]
@JPN:　どうした？　逃げないのか？
@ENG:

@IDX:68738
@OFF:0x17223
@SPK:［真魚］
@JPN:　あ、あ、あ……ヤダ、ヤダよぉ……。
@ENG:

@IDX:68740
@OFF:0x1728a
@SPK:［真魚］
@JPN:　助けて、先輩……。
@ENG:

@IDX:68743
@OFF:0x172d4
@SPK:[\protag]
@JPN:　こんな時間だ……御堂さんはお前がもう帰ったと思ってるよ。だから、助けには来てくれないんじゃないか？
@ENG:

@IDX:68745
@OFF:0x1737b
@SPK:［真魚］
@JPN:　ヒック、ヒック……私、もう逆らわないから……いい子にするから、だから……タスケテ……。
@ENG:

@IDX:68746
@OFF:0x174da
@SPK:
@JPN:　背筋に、ゾクゾクするような快感が走り抜けた。
@ENG:

@IDX:68747
@OFF:0x17516
@SPK:
@JPN:　しぶとく抵抗を続けていた理性が負けを認め、頭の　片隅へと追いやられていく。
@ENG:

@IDX:68748
@OFF:0x17659
@SPK:
@JPN:　もう、止められない……。
@ENG:

@IDX:68749
@OFF:0x1776a
@SPK:
@JPN:　僕を止めるものは、なにもない……。
@ENG:

@IDX:68753
@OFF:0x178d3
@SPK:[\protag]
@JPN:…
@ENG:

@IDX:68754
@OFF:0x178e1
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:68755
@OFF:0x178f5
@SPK:
@JPN:いただきます。
@ENG:

@IDX:68757
@OFF:0x179a5
@SPK:［真魚］
@JPN:　やめて、ヤダ、ヤダァ……ヒッ！？
@ENG:

@IDX:68758
@OFF:0x17a36
@SPK:
@JPN:　いやぁぁぁ……。
@ENG:

@IDX:68760
@OFF:0x17b41
@SPK:［真魚］
@JPN:　あぁ、あぁ、あぁぁぁ……やめて、こんなのいやだよぉ……。
@ENG:

@IDX:68762
@OFF:0x17c17
@SPK:［真魚］
@JPN:　いやぁ……あぐぅ、あうぁ……いたいの、いや……たすけて、センパイ……ひぎっ！
@ENG:

@IDX:68764
@OFF:0x17ca8
@SPK:［真魚］
@JPN:　ひぎっ……い、いや……イヤ！　お、お願い……うご、か……ないで……あぐっ……壊れちゃ……ひぁっ！？
@ENG:

@IDX:68765
@OFF:0x17d3c
@SPK:
@JPN:　弱々しい抵抗を見せる真魚のナカを、ギリギリまで　張り詰めた肉棒で蹂躙していく。
@ENG:

@IDX:68766
@OFF:0x17d9a
@SPK:
@JPN:　ガクガクと痙攣する身体も、苦しそうに喘ぐ声も、　加虐の悦びを高めるためのアクセント……。
@ENG:

@IDX:68767
@OFF:0x17e02
@SPK:
@JPN:　華奢な身体を好き放題に犯しながら、自然と口元が　笑みを形作っていく。
@ENG:

@IDX:68769
@OFF:0x17f4f
@SPK:［真魚］
@JPN:　あうっ……もう、許して……。こ、これ以上は、私、壊れ……壊れちゃう……。
@ENG:

@IDX:68771
@OFF:0x18039
@SPK:［真魚］
@JPN:　あぁぁ、あうぁぁ……あぅぅぅ、うぁぁぁぁ……。
@ENG:

@IDX:68774
@OFF:0x1809f
@SPK:[\protag]
@JPN:　こんな時間に、こんな場所で、こんなことしてるなんて……。恥知らずな女だよな？
@ENG:

@IDX:68776
@OFF:0x181e6
@SPK:［真魚］
@JPN:　チガウ、チガウ……あ、あ、あぅぅ……。
@ENG:

@IDX:68778
@OFF:0x182aa
@SPK:［真魚］
@JPN:　あっ、あっ、あっ……うぅぅぅぅあぁぁぁぁ！
@ENG:

@IDX:68779
@OFF:0x18308
@SPK:
@JPN:　まるでそれがダッチワイフであるかのように、組み　敷いた身体を弄ぶ。
@ENG:

@IDX:68780
@OFF:0x1835a
@SPK:
@JPN:　僕さえ気持ちよければそれでいい……。
@ENG:

@IDX:68781
@OFF:0x1838e
@SPK:
@JPN:　腰を落とすたびに誰のものとも知れない精液が溢れ　出し、真魚の身体にヌラヌラと筋をつけていく。
@ENG:

@IDX:68782
@OFF:0x1840a
@SPK:
@JPN:　穢らわしい……。
@ENG:

@IDX:68783
@OFF:0x1842a
@SPK:
@JPN:　どうせ、こいつから誘ったに違いない。
@ENG:

@IDX:68784
@OFF:0x1845e
@SPK:
@JPN:　僕にしたように男を怒らせて、襲うよう仕向けたに　違いない……。
@ENG:

@IDX:68785
@OFF:0x184bc
@SPK:
@JPN:　さして広くもない部屋に充満した生臭いにおいに顔　をしかめながら、何も言わずに腰を落とす。
@ENG:

@IDX:68786
@OFF:0x18524
@SPK:
@JPN:　真魚の呻きと結合部から漏れる濡れた音が、静かな　部屋に反響する。
@ENG:

@IDX:68789
@OFF:0x185b0
@SPK:[\protag]
@JPN:　はぁ、はぁ、はぁ……このまま、中で、出してやる……一番、奥に、たっぷりと、な。
@ENG:

@IDX:68791
@OFF:0x186f9
@SPK:［真魚］
@JPN:　い、いやぁ……もう、やめて……これ以上……中で出さないで……。どんなことでも、するから……。
@ENG:

@IDX:68794
@OFF:0x1878d
@SPK:[\protag]
@JPN:　もう遅い。
@ENG:

@IDX:68796
@OFF:0x18835
@SPK:［真魚］
@JPN:　……ヒィ！？　ヤダ……い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁ！
@ENG:

@IDX:68799
@OFF:0x1889d
@SPK:[\protag]
@JPN:　ううぅぅっ！
@ENG:

@IDX:68801
@OFF:0x189f3
@SPK:［真魚］
@JPN:　ヒック……ヒック……ヒック……。
@ENG:

@IDX:68804
@OFF:0x18a4b
@SPK:[\protag]
@JPN:　ふぅ、ふぅ、ふぅ、ふぅ……。
@ENG:

@IDX:68806
@OFF:0x18aac
@SPK:［真魚］
@JPN:　グズッ……ヒック、ヒック……。
@ENG:

@IDX:68807
@OFF:0x18afe
@SPK:
@JPN:　真魚の奥深く吐き出される白濁とともに、僕の中の　闇色の欲望が薄れていった。
@ENG:

@IDX:68808
@OFF:0x18b58
@SPK:
@JPN:　またやってしまった。
@ENG:

@IDX:68809
@OFF:0x18b7c
@SPK:
@JPN:　湧き上がる衝動のままに真魚を犯してしまった。
@ENG:

@IDX:68810
@OFF:0x18bca
@SPK:
@JPN:　僕に組み敷かれた真魚のすすり泣きが、僕の気持ち　をより深く沈めていく。
@ENG:

@IDX:68811
@OFF:0x18c3a
@SPK:
@JPN:　せっかく謝ったのに……。
@ENG:

@IDX:68812
@OFF:0x18c62
@SPK:
@JPN:　真魚は忘れるって言ってくれたのに……。
@ENG:

@IDX:68813
@OFF:0x18c98
@SPK:
@JPN:　もうあんなことはしないつもりだったのに……。
@ENG:

@IDX:68815
@OFF:0x18cec
@SPK:　また
@JPN:…
@ENG:

@IDX:68816
@OFF:0x18cfa
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:68817
@OFF:0x18d0e
@SPK:
@JPN:真魚を犯してしまった……。
@ENG:

@IDX:68820
@OFF:0x18dcd
@SPK:[\protag]
@JPN:　廊下で……待ってる。
@ENG:

@IDX:68821
@OFF:0x18e71
@SPK:
@JPN:　ドア越しに聞こえていた真魚の嗚咽は、かなり前に　止んでいる。
@ENG:

@IDX:68822
@OFF:0x18ebd
@SPK:
@JPN:　今は、着替えているのだろうか？
@ENG:

@IDX:68823
@OFF:0x18eeb
@SPK:
@JPN:　耳が痛くなるほどの静寂が、廊下を包んでいる。
@ENG:

@IDX:68824
@OFF:0x18f39
@SPK:
@JPN:　冷たささえ感じるほど静まり返った夜の空気の中、　萎え始めていた精神が、さらに落ち込んでゆく。
@ENG:

@IDX:68825
@OFF:0x18fa5
@SPK:
@JPN:　ピンと張り詰めた静寂が、僕の心を蝕んでいく。
@ENG:

@IDX:68826
@OFF:0x18ff1
@SPK:
@JPN:　真魚を犯したのは、一時の気の迷い……。
@ENG:

@IDX:68827
@OFF:0x19027
@SPK:
@JPN:　そんな言い訳が通らないことなど分かっているが、　他にあの時の感情を表現する術が見つからない。
@ENG:

@IDX:68828
@OFF:0x19093
@SPK:
@JPN:　黒い感情に支配されて、自分を失っていた……。
@ENG:

@IDX:68829
@OFF:0x190df
@SPK:
@JPN:　これで２度目……。
@ENG:

@IDX:68830
@OFF:0x19101
@SPK:
@JPN:　謝って済むことではないが、真魚が出てきたらまず　真っ先に謝ろう。
@ENG:

@IDX:68831
@OFF:0x19151
@SPK:
@JPN:　その後どうするかは、真魚に決めてもらえばいい。　
@ENG:

@IDX:68834
@OFF:0x19227
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ、真魚か？　さっきはその……。
@ENG:

@IDX:68837
@OFF:0x19337
@SPK:[\protag]
@JPN:　……え？
@ENG:

@IDX:68839
@OFF:0x1943d
@SPK:［真魚］
@JPN:　ヒック、ヒック……酷いよ、もうしないって言ったのに……。
@ENG:

@IDX:68841
@OFF:0x194ba
@SPK:［真魚］
@JPN:　先輩もきみは優しいって……だから私、きみの担当になれた時は嬉しくて……。
@ENG:

@IDX:68844
@OFF:0x1953a
@SPK:[\protag]
@JPN:　ま、真魚……。
@ENG:

@IDX:68846
@OFF:0x1958d
@SPK:［真魚］
@JPN:　なのになんで……なんでこんな風になっちゃったんだろ……。
@ENG:

@IDX:68847
@OFF:0x195f5
@SPK:
@JPN:　真魚がぶつかってきた瞬間、熱を伴う痛みが鳩尾の　辺りに生まれた。
@ENG:

@IDX:68848
@OFF:0x19645
@SPK:
@JPN:　僕の胸から、ハサミの柄が生えている。
@ENG:

@IDX:68849
@OFF:0x19679
@SPK:
@JPN:　じんわりと広がる、生暖かい感触……。
@ENG:

@IDX:68850
@OFF:0x196ad
@SPK:
@JPN:　柄を伝って流れ出る血が、シャツにどす黒いシミを　作る。
@ENG:

@IDX:68851
@OFF:0x196f3
@SPK:
@JPN:　膝から力が抜けていく……。
@ENG:

@IDX:68852
@OFF:0x1971d
@SPK:
@JPN:　壁に背をつけたまま、ズルズルと崩れ落ちる。
@ENG:

@IDX:68853
@OFF:0x19767
@SPK:
@JPN:　多分致命傷……。
@ENG:

@IDX:68854
@OFF:0x19787
@SPK:
@JPN:　こんな時だけ奇妙に冷めた頭が、事実をありのまま　分析する。
@ENG:

@IDX:68855
@OFF:0x197d1
@SPK:
@JPN:　僕は死ぬ……。
@ENG:

@IDX:68856
@OFF:0x197ef
@SPK:
@JPN:　明日の朝には、冷たい屍になっているだろう。
@ENG:

@IDX:68858
@OFF:0x19872
@SPK:［真魚］
@JPN:　ねえ、なんで？　私、分かんないよ……なんできみが、あんなことするようになっちゃったの？
@ENG:

@IDX:68860
@OFF:0x1990d
@SPK:［真魚］
@JPN:　ねえ？　答えてよ！　どうしてこんな風になっちゃったの？
@ENG:

@IDX:68862
@OFF:0x19988
@SPK:［真魚］
@JPN:　ヒック、ヒック……。
@ENG:

@IDX:68863
@OFF:0x199d0
@SPK:
@JPN:　残念ながら、答える力は残っていない。
@ENG:

@IDX:68864
@OFF:0x19a04
@SPK:
@JPN:　血が抜けて体重は減ったはずなのに、逆に少しずつ　身体が重くなっていく。
@ENG:

@IDX:68865
@OFF:0x19a5a
@SPK:
@JPN:　瞼さえも例外ではなく、徐々に目を開けているのが　つらくなってきた。
@ENG:

@IDX:68866
@OFF:0x19b1d
@SPK:
@JPN:　死ぬのは怖い……。
@ENG:

@IDX:68867
@OFF:0x19b3f
@SPK:
@JPN:　だがなぜか、抗おうという気にはなれない。
@ENG:

@IDX:68868
@OFF:0x19b77
@SPK:
@JPN:　手足の感覚が薄れ、次第に真魚のすすり泣きが遠く　なっていく。
@ENG:

@IDX:68869
@OFF:0x19bd3
@SPK:
@JPN:　眠りに落ちるまでの時間を、数倍に延長したような　感覚。
@ENG:

@IDX:68870
@OFF:0x19c19
@SPK:
@JPN:　よくいう走馬燈とやらを見ることもなく、無気力に　自らの死を迎え入れた……。
@ENG:

@IDX:68872
@OFF:0x19d93
@SPK:［千草］
@JPN:　ふぅん……そう。見てしまったのね？
@ENG:

@IDX:68874
@OFF:0x19dfa
@SPK:［真魚］
@JPN:　そ、そうだよ！　だから、私に何かしたら……。
@ENG:

@IDX:68876
@OFF:0x19e6b
@SPK:［千草］
@JPN:　そう……なら、秘密は守らないとね？
@ENG:

@IDX:68878
@OFF:0x19ed2
@SPK:［真魚］
@JPN:　や、ヤダ……近寄らないで！
@ENG:

@IDX:68880
@OFF:0x19f31
@SPK:［千草］
@JPN:　そうもいかないわ……逃がさないわよ？
@ENG:

@IDX:68882
@OFF:0x1a00d
@SPK:［真魚］
@JPN:　ふくっ！？
@ENG:

@IDX:68884
@OFF:0x1a067
@SPK:［真魚］
@JPN:　あっ……。
@ENG:

@IDX:68885
@OFF:0x1a0ab
@SPK:
@JPN:　副院長の白衣が一瞬閃いたかと思うと、次の瞬間、　真魚の腹部に副院長の手がめり込んでいた。
@ENG:

@IDX:68886
@OFF:0x1a113
@SPK:
@JPN:　何が起こったのか、ここから見ても分からない。
@ENG:

@IDX:68887
@OFF:0x1a14f
@SPK:
@JPN:　たぶん当て身を入れたのだろうが、副院長にこんな　特技があるとは思いもしなかった……。
@ENG:

@IDX:68889
@OFF:0x1a1fc
@SPK:［千草］
@JPN:　ふぅ……うまくいったわ。
@ENG:

@IDX:68891
@OFF:0x1a259
@SPK:［千草］
@JPN:　ほら、そんなところに隠れていないでこっちにいらっしゃい！
@ENG:

@IDX:68894
@OFF:0x1a396
@SPK:[\protag]
@JPN:　気づいてたんですか？
@ENG:

@IDX:68896
@OFF:0x1a469
@SPK:［千草］
@JPN:　当たり前でしょ？　あんなに足音を立ててたら、気がつかないほうがおかしいわ。
@ENG:

@IDX:68899
@OFF:0x1a4eb
@SPK:[\protag]
@JPN:　足音？　忍び足で歩いてたつもりなのに……。
@ENG:

@IDX:68901
@OFF:0x1a55a
@SPK:［千草］
@JPN:　素人には無理よ。
@ENG:

@IDX:68903
@OFF:0x1a625
@SPK:［千草］
@JPN:　まあ、いいわ。手伝ってちょうだい。
@ENG:

@IDX:68906
@OFF:0x1a67f
@SPK:[\protag]
@JPN:　……えっ？　な、なにを……。
@ENG:

@IDX:68908
@OFF:0x1a6e0
@SPK:［千草］
@JPN:　この子を運んで欲しいの。軽いから平気でしょ？
@ENG:

@IDX:68911
@OFF:0x1a744
@SPK:[\protag]
@JPN:　で、でも……。
@ENG:

@IDX:68913
@OFF:0x1a80d
@SPK:［千草］
@JPN:　……断るなら、あなたも私が運ぶわよ？
@ENG:

@IDX:68916
@OFF:0x1a869
@SPK:[\protag]
@JPN:　すみません、運ばせてください。
@ENG:

@IDX:68918
@OFF:0x1a8cc
@SPK:［千草］
@JPN:　そう？　じゃあ、早く運んでちょうだい。
@ENG:

@IDX:68921
@OFF:0x1a92a
@SPK:[\protag]
@JPN:　は、はい……。
@ENG:

@IDX:68922
@OFF:0x1aa17
@SPK:
@JPN:　真魚を仮眠室へ連れてくると、目覚める前に全裸に　剥き、細い身体に縄化粧を施した。
@ENG:

@IDX:68923
@OFF:0x1aa77
@SPK:
@JPN:　……もちろん副院長が。
@ENG:

@IDX:68926
@OFF:0x1ab86
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:68928
@OFF:0x1abd5
@SPK:［千草］
@JPN:　……何か言いたそうね？
@ENG:

@IDX:68931
@OFF:0x1ac23
@SPK:[\protag]
@JPN:　いえ……そろそろ僕はいいかなって……。
@ENG:

@IDX:68933
@OFF:0x1ac8e
@SPK:［千草］
@JPN:　そう？　じゃあ、あなたにも眠ってもらわないと……。
@ENG:

@IDX:68936
@OFF:0x1acf8
@SPK:[\protag]
@JPN:　ごめんなさい、もう少しここにいさせてください。
@ENG:

@IDX:68938
@OFF:0x1ad6b
@SPK:［千草］
@JPN:　フフフ……随分変わり身が早いのね？
@ENG:

@IDX:68940
@OFF:0x1add2
@SPK:［真魚］
@JPN:　んっ……んん？
@ENG:

@IDX:68941
@OFF:0x1aeb4
@SPK:
@JPN:　っ！？　んむっ、んんんっ！？
@ENG:

@IDX:68943
@OFF:0x1af15
@SPK:［千草］
@JPN:　あら、おはよう。いい夢は見られたかしら？
@ENG:

@IDX:68946
@OFF:0x1af75
@SPK:[\protag]
@JPN:　よ、よぅ……。
@ENG:

@IDX:68948
@OFF:0x1afc8
@SPK:［真魚］
@JPN:　むむぅ！　むぐぅ、むぅ……んむぅぅぅっ！
@ENG:

@IDX:68950
@OFF:0x1b035
@SPK:［千草］
@JPN:　……ね？　縛って正解だったでしょ？
@ENG:

@IDX:68953
@OFF:0x1b08f
@SPK:[\protag]
@JPN:　それはいいんですけど、何でこんなことを？
@ENG:

@IDX:68955
@OFF:0x1b0fc
@SPK:［真魚］
@JPN:　むがぁぁぁぁぁっ！　もごっ、むむぅぅっ！
@ENG:

@IDX:68957
@OFF:0x1b169
@SPK:［千草］
@JPN:　……猿轡、ほどいてあげたら？
@ENG:

@IDX:68960
@OFF:0x1b1bd
@SPK:[\protag]
@JPN:　その言い方、僕が縛ったように聞こえるんですけど？
@ENG:

@IDX:68962
@OFF:0x1b232
@SPK:［千草］
@JPN:　猿轡はあなたがしたんでしょ？　そんなのどうでもいいから、早くほどいてあげなさいよ。
@ENG:

@IDX:68965
@OFF:0x1b2bc
@SPK:[\protag]
@JPN:　分かりました……ゴメンな、真魚。副院長の命令だから、逆らえなかったんだ……今、外してやるからな？
@ENG:

@IDX:68967
@OFF:0x1b361
@SPK:［真魚］
@JPN:　むぅ……。
@ENG:

@IDX:68970
@OFF:0x1b3a3
@SPK:[\protag]
@JPN:　よぉし、いい子だ……ほら。
@ENG:

@IDX:68972
@OFF:0x1b4a2
@SPK:［真魚］
@JPN:　……っきゃぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！
@ENG:

@IDX:68975
@OFF:0x1b512
@SPK:[\protag]
@JPN:　おわっ！？　コラ、真魚！　ここは病院……。
@ENG:

@IDX:68977
@OFF:0x1b581
@SPK:［真魚］
@JPN:　たすけてぇぇぇぇぇ！！！　犯されちゃうよぉぉぉぉ！！！　いやぁぁぁぁぁぁぁ！！！
@ENG:

@IDX:68980
@OFF:0x1b609
@SPK:[\protag]
@JPN:　ちょ、ちょっと待て。落ち着いて、人の話を……。
@ENG:

@IDX:68982
@OFF:0x1b67c
@SPK:［真魚］
@JPN:　いやっ、いやっ、いやぁぁぁぁ！！！　もうだめぇぇぇ！！　誰か助けてぇぇぇぇ！！！
@ENG:

@IDX:68985
@OFF:0x1b704
@SPK:[\protag]
@JPN:　……すぅぅ……。
@ENG:

@IDX:68987
@OFF:0x1b759
@SPK:［真魚］
@JPN:　助けてぇぇぇ！　死んじゃうよぉぉ……！
@ENG:

@IDX:68990
@OFF:0x1b7b7
@SPK:[\protag]
@JPN:　やっかましい！　ぎゃあぎゃあ騒ぐな！
@ENG:

@IDX:68992
@OFF:0x1b820
@SPK:［真魚］
@JPN:　ひっ！？
@ENG:

@IDX:68995
@OFF:0x1b860
@SPK:[\protag]
@JPN:　これ以上騒ぎやがると、犯す前に犯すぞ！
@ENG:

@IDX:68997
@OFF:0x1b8cb
@SPK:［真魚］
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:68999
@OFF:0x1b92c
@SPK:［千草］
@JPN:　……お見事。意味はよく分からないけどね。
@ENG:

@IDX:69002
@OFF:0x1b98c
@SPK:[\protag]
@JPN:　はぁ、はぁ、はぁ……。
@ENG:

@IDX:69004
@OFF:0x1b9e7
@SPK:［千草］
@JPN:　さて……と。佐伯さん、まだ言いたいことがありそうね？
@ENG:

@IDX:69006
@OFF:0x1ba60
@SPK:［真魚］
@JPN:　当然でしょ！？　何で縛られなくちゃいけないのよ！
@ENG:

@IDX:69009
@OFF:0x1bac8
@SPK:[\protag]
@JPN:　……殴られたことは気にしないのか？
@ENG:

@IDX:69011
@OFF:0x1bb2f
@SPK:［真魚］
@JPN:　それも含めてるわよ！　大体、何なの？　こんな格好させて、変態っ！！
@ENG:

@IDX:69013
@OFF:0x1bbb6
@SPK:［千草］
@JPN:　フフ、佐伯さんにいいモノを見せてあげようと思ってね……。ほら、あなたから見て、右下のモニター……見える？
@ENG:

@IDX:69015
@OFF:0x1bc63
@SPK:［真魚］
@JPN:　……？
@ENG:

@IDX:69016
@OFF:0x1bd1e
@SPK:
@JPN:　せ、先輩！？
@ENG:

@IDX:69017
@OFF:0x1bd5e
@SPK:
@JPN:　僅かに動いた真魚の目が、驚愕に見開かれた。
@ENG:

@IDX:69018
@OFF:0x1bd98
@SPK:
@JPN:　モニターの画面には、御堂さんが見知らぬ男の上に　跨り、肉棒を咥え込んだ腰を淫らに振り立てる姿が　映っている。
@ENG:

@IDX:69020
@OFF:0x1be5d
@SPK:［千草］
@JPN:　どう？　なかなか面白いでしょ？
@ENG:

@IDX:69022
@OFF:0x1bec0
@SPK:［真魚］
@JPN:　な、何よこれ！？　何で先輩があんなことを……。
@ENG:

@IDX:69024
@OFF:0x1bf33
@SPK:［千草］
@JPN:　何でって、御堂さんだって女なんですもの。男とヤルのは普通でしょ？
@ENG:

@IDX:69026
@OFF:0x1bfb8
@SPK:［真魚］
@JPN:　ち、違う！　違うよ！　あれって普通じゃないよ……ゼッタイ普通じゃないよ！
@ENG:

@IDX:69028
@OFF:0x1c045
@SPK:［千草］
@JPN:　まあ、確かに普通にセックスしてるわけじゃないわね。
@ENG:

@IDX:69030
@OFF:0x1c0bc
@SPK:［真魚］
@JPN:　だから一体何だって言うのよ！
@ENG:

@IDX:69032
@OFF:0x1c11d
@SPK:［千草］
@JPN:　そうね、強いて言うなれば調教ってところかしら？
@ENG:

@IDX:69034
@OFF:0x1c190
@SPK:［真魚］
@JPN:　ちょ、調教って……何で先輩にそんなことすんのよ！
@ENG:

@IDX:69036
@OFF:0x1c205
@SPK:［千草］
@JPN:　だって、あの子……病院を……私を裏切ったのよ？　だから、二度とそんな気を起こさなくていいようにしてあげてるの。
@ENG:

@IDX:69038
@OFF:0x1c2b8
@SPK:［真魚］
@JPN:　なっ！？　そんなことくらいで……。
@ENG:

@IDX:69040
@OFF:0x1c31f
@SPK:［千草］
@JPN:　そんなこと？　本当に『そんなこと』で済むと思ってるの？
@ENG:

@IDX:69042
@OFF:0x1c39a
@SPK:［真魚］
@JPN:　何が言いたいのよ……。
@ENG:

@IDX:69044
@OFF:0x1c3f5
@SPK:［千草］
@JPN:　御堂さんがしたことは、私にとってだけじゃなくて、あなたにとっても裏切り行為なのよ。
@ENG:

@IDX:69046
@OFF:0x1c48c
@SPK:［真魚］
@JPN:　どういう……意味よ……？
@ENG:

@IDX:69048
@OFF:0x1c4f4
@SPK:［千草］
@JPN:　御堂さん、彼を追い出そうとしたのよ……そうよね？
@ENG:

@IDX:69051
@OFF:0x1c55c
@SPK:[\protag]
@JPN:　……ええ。昨夜、出て行けと言われました。
@ENG:

@IDX:69053
@OFF:0x1c5c9
@SPK:［真魚］
@JPN:　ウソ……そんなのウソだよ！！
@ENG:

@IDX:69056
@OFF:0x1c61d
@SPK:[\protag]
@JPN:　本当だ。昨夜、雑木林に連れ込まれて……。
@ENG:

@IDX:69058
@OFF:0x1c68a
@SPK:［真魚］
@JPN:　そ、そんな……。で、でも、もしそうだとしても、あれはやり過ぎだよ！！　酷いよ！！　やめさせてよ！！
@ENG:

@IDX:69060
@OFF:0x1c736
@SPK:［千草］
@JPN:　御堂さん、彼を追い出そうとしてたのよ？
@ENG:

@IDX:69062
@OFF:0x1c7a1
@SPK:［真魚］
@JPN:　ウソ！！　先輩はそんなことしないもん！！
@ENG:

@IDX:69064
@OFF:0x1c80e
@SPK:［千草］
@JPN:　そう……でも事実は事実よ。第一そんな嘘をついて私にどんなメリットがあるのかしら？
@ENG:

@IDX:69066
@OFF:0x1c8a3
@SPK:［真魚］
@JPN:　そ、それは……で、でも、だからってあれはやり過ぎだよ！！酷すぎるよ！！　やめさせてよ！！
@ENG:

@IDX:69068
@OFF:0x1c940
@SPK:［千草］
@JPN:　酷い？　本当にそうなのかしら？　ほら、ご覧なさい。あんなに気持ち良さそうに腰振って……。私には、悦んでるようにしか見えないわよ？
@ENG:

@IDX:69070
@OFF:0x1ca05
@SPK:［真魚］
@JPN:　先輩はそんな人じゃないもん！！　あんなの……あれはいつもの先輩じゃない！！　先輩に何したのよ！！
@ENG:

@IDX:69072
@OFF:0x1caaa
@SPK:［千草］
@JPN:　ウフフ……自分で言ったのに忘れちゃった？　私に逆らったらどうなるか？
@ENG:

@IDX:69074
@OFF:0x1cb33
@SPK:［真魚］
@JPN:　ま、まさか……薬！？
@ENG:

@IDX:69076
@OFF:0x1cb8c
@SPK:［千草］
@JPN:　フフフ……それはご想像にお任せするわ。ほら、あんなに嬉しそうに腰を振っちゃって。佐伯さん……あんな御堂さんって見たことある？
@ENG:

@IDX:69078
@OFF:0x1cc4d
@SPK:［真魚］
@JPN:　イヤッ！　言わないで……あんな先輩、見たくないよぉ……。
@ENG:

@IDX:69079
@OFF:0x1ccc2
@SPK:
@JPN:　真魚は認めたくないようだが、僕は知っている。
@ENG:

@IDX:69080
@OFF:0x1ccfe
@SPK:
@JPN:　あれが御堂さんの本当の顔だ。
@ENG:

@IDX:69081
@OFF:0x1cd2a
@SPK:
@JPN:　虐められて悦ぶマゾ牝。
@ENG:

@IDX:69082
@OFF:0x1cd50
@SPK:
@JPN:　僕が開花させてやった牝奴隷。
@ENG:

@IDX:69083
@OFF:0x1cd7c
@SPK:
@JPN:　彼女の隠されていた本性……それが薬の手を借りて　理性という名の檻から解き放たれただけだ。
@ENG:

@IDX:69084
@OFF:0x1cdf2
@SPK:
@JPN:　いや、今はそんなことどうだっていい。
@ENG:

@IDX:69085
@OFF:0x1ce26
@SPK:
@JPN:　湧き上がるこの否定しがたい感情と比べたら。
@ENG:

@IDX:69086
@OFF:0x1ce60
@SPK:
@JPN:　モニターの中で痴態を晒す御堂さんの姿……。
@ENG:

@IDX:69087
@OFF:0x1ce9a
@SPK:
@JPN:　拘束され、怯えわななく真魚の表情……。
@ENG:

@IDX:69088
@OFF:0x1ced0
@SPK:
@JPN:　その嗜虐的な光景を前にした僕の心が、悦楽に打ち　震えているという事実に比べたら……。
@ENG:

@IDX:69089
@OFF:0x1cf49
@SPK:
@JPN:　御堂さんが裏切った？　僕を追い出そうとした？
@ENG:

@IDX:69090
@OFF:0x1cf85
@SPK:
@JPN:　僕にはまるで話が見えていない。
@ENG:

@IDX:69091
@OFF:0x1cfb3
@SPK:
@JPN:　そして、それとあの状況……御堂さんが捕らえられ　あんな目に遭わせられている……その二つの関係性　が、僕には理解できない。
@ENG:

@IDX:69092
@OFF:0x1d04b
@SPK:
@JPN:　しかし、分かっていることもある。
@ENG:

@IDX:69093
@OFF:0x1d07b
@SPK:
@JPN:　副院長に捕らえられた以上、いずれ真魚もああなる　運命だということ。
@ENG:

@IDX:69094
@OFF:0x1d0cd
@SPK:
@JPN:　副院長に逆らって彼女の逆鱗に触れたなら、僕とて　例外ではないだろうということ……。
@ENG:

@IDX:69095
@OFF:0x1d13f
@SPK:
@JPN:　……しかし、それ以上に分かることもある。
@ENG:

@IDX:69096
@OFF:0x1d177
@SPK:
@JPN:　モニターの中で痴態を晒す御堂さんの姿……。
@ENG:

@IDX:69097
@OFF:0x1d1b1
@SPK:
@JPN:　拘束され、怯えわななく真魚の表情……。
@ENG:

@IDX:69098
@OFF:0x1d1e7
@SPK:
@JPN:　その嗜虐的な光景を前にした僕の心が、悦楽に打ち　震えているという事実。
@ENG:

@IDX:69100
@OFF:0x1d316
@SPK:［千草］
@JPN:　フフフ、理解できたかしら？　私に逆らったらこういうことになるのよ。
@ENG:

@IDX:69102
@OFF:0x1d39d
@SPK:［真魚］
@JPN:　こ、こんなの酷すぎるよぉ……。
@ENG:

@IDX:69104
@OFF:0x1d400
@SPK:［千草］
@JPN:　さて……ウフフ、こんなカチカチにしちゃって、あなたも準備オーケーみたいね。
@ENG:

@IDX:69107
@OFF:0x1d482
@SPK:[\protag]
@JPN:　え、あ、いや、その……。
@ENG:

@IDX:69109
@OFF:0x1d4df
@SPK:［千草］
@JPN:　さ、やっちゃってちょうだい。
@ENG:

@IDX:69112
@OFF:0x1d53d
@SPK:[\protag]
@JPN:　えっ？
@ENG:

@IDX:69114
@OFF:0x1d588
@SPK:［千草］
@JPN:　ほら、遠慮なんてしないの。
@ENG:

@IDX:69117
@OFF:0x1d5e2
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？　で、でも……やっちゃってって……つまり、その……、アレ……ですか？
@ENG:

@IDX:69119
@OFF:0x1d66f
@SPK:［千草］
@JPN:　そうよ？　いつもやってることでしょ？
@ENG:

@IDX:69122
@OFF:0x1d6cb
@SPK:[\protag]
@JPN:　い、いや、いつもって……。
@ENG:

@IDX:69124
@OFF:0x1d72a
@SPK:［千草］
@JPN:　あなた……昨日も一昨日も佐伯さんを犯してるじゃないの。
@ENG:

@IDX:69127
@OFF:0x1d798
@SPK:[\protag]
@JPN:　ど、どうして副院長がそれを……？
@ENG:

@IDX:69129
@OFF:0x1d7fd
@SPK:［千草］
@JPN:　あら、私が知らないとでも思っていたの？　あなたのことならなんでも知ってるのよ、私。
@ENG:

@IDX:69132
@OFF:0x1d887
@SPK:[\protag]
@JPN:　そ、そんな……でも……。
@ENG:

@IDX:69134
@OFF:0x1d8e4
@SPK:［千草］
@JPN:　佐伯さんも、彼だったらＯＫよね？　何しろ……。
@ENG:

@IDX:69136
@OFF:0x1d957
@SPK:［真魚］
@JPN:　ヤ、ヤダ！　こんなトコで言わないで！
@ENG:

@IDX:69138
@OFF:0x1d9c0
@SPK:［千草］
@JPN:　ふぅん……隠したいの？　でも、ダメよ。あなたも私の頼みを聞いてくれなかったんだから。
@ENG:

@IDX:69140
@OFF:0x1da59
@SPK:［真魚］
@JPN:　そんなぁ！
@ENG:

@IDX:69142
@OFF:0x1daa8
@SPK:［千草］
@JPN:　フフフ……佐伯さんね、あなたのことが好きなんですって。
@ENG:

@IDX:69145
@OFF:0x1db16
@SPK:[\protag]
@JPN:　はぁ？　あの、どういう意味ですか？
@ENG:

@IDX:69147
@OFF:0x1db7d
@SPK:［千草］
@JPN:　どういう意味も何も、そのままよ。ね、佐伯さん？　一目惚れだったのよね？
@ENG:

@IDX:69148
@OFF:0x1dc02
@SPK:
@JPN:　そうだったのか……。
@ENG:

@IDX:69149
@OFF:0x1dc26
@SPK:
@JPN:　初対面から妙に馴れ馴れしいと思ったら、そういう　理由があったのか。
@ENG:

@IDX:69150
@OFF:0x1dc78
@SPK:
@JPN:　犯されたのに訴えなかったのも……。
@ENG:

@IDX:69151
@OFF:0x1dcca
@SPK:
@JPN:　そ、そうだったのか……。
@ENG:

@IDX:69152
@OFF:0x1dcf2
@SPK:
@JPN:　急に僕のために弁当なんて作ってきて、どうしたの　かと思えば……。
@ENG:

@IDX:69153
@OFF:0x1dd42
@SPK:
@JPN:　なんのことはない、僕の興味を引こうと……好かれ　ようとしていた……そういうことだったのか。
@ENG:

@IDX:69155
@OFF:0x1ddf5
@SPK:［真魚］
@JPN:　う、ウソだからね！？　私がきみのこと好きなんて、副院長のでまかせなんだからね！！
@ENG:

@IDX:69157
@OFF:0x1de8a
@SPK:［千草］
@JPN:　あら、そうだったの？　まあ、どうせお仕置きだし、気にする必要もないわね……で、どうする？　あなたがするの？
@ENG:

@IDX:69160
@OFF:0x1df2c
@SPK:[\protag]
@JPN:　いや、そんな、でも……。
@ENG:

@IDX:69162
@OFF:0x1df89
@SPK:［千草］
@JPN:　……まさかあなた、佐伯さんをかばうつもりなの？　私の頼みを断った彼女を……。
@ENG:

@IDX:69165
@OFF:0x1e00d
@SPK:[\protag]
@JPN:　ち、違います！　そういうつもりじゃ……。
@ENG:

@IDX:69167
@OFF:0x1e07a
@SPK:［千草］
@JPN:　ふぅ……あなたがやらないなら、他の人に頼むしかないわね。１０人も集めて輪姦せば、佐伯さんも改心するでしょ。
@ENG:

@IDX:69169
@OFF:0x1e129
@SPK:［真魚］
@JPN:　や、やめて！　そんなコトされたら死んじゃうよ！
@ENG:

@IDX:69171
@OFF:0x1e19c
@SPK:［千草］
@JPN:　そう？　……だったら、死になさい。私の言うことを聞かない看護婦なんて、この病院には必要ないもの。
@ENG:

@IDX:69172
@OFF:0x1e327
@SPK:
@JPN:　僕の中で、何かが音を立てて切れた。
@ENG:

@IDX:69173
@OFF:0x1e359
@SPK:
@JPN:　真魚が酷い目に遭うくらいなら、僕の手で……。
@ENG:

@IDX:69174
@OFF:0x1e395
@SPK:
@JPN:　……いや、違う。
@ENG:

@IDX:69175
@OFF:0x1e3b5
@SPK:
@JPN:　もはや、誤魔化しようがない。
@ENG:

@IDX:69176
@OFF:0x1e3e1
@SPK:
@JPN:　僕自身が、僕自身の手で真魚を酷い目に遭わせたい　と願っている……。
@ENG:

@IDX:69179
@OFF:0x1e56a
@SPK:[\protag]
@JPN:　分かりました……僕がやります。
@ENG:

@IDX:69181
@OFF:0x1e5cd
@SPK:［千草］
@JPN:　そう、やる気になったの……良かったわね、佐伯さん。知らない人にされるよりは、ずっとマシでしょ？
@ENG:

@IDX:69183
@OFF:0x1e670
@SPK:［真魚］
@JPN:　そんなの、関係ないよぉ……！
@ENG:

@IDX:69186
@OFF:0x1e6c4
@SPK:[\protag]
@JPN:　ごめんな、真魚？　昨日みたいに、感じさせてやるから……。
@ENG:

@IDX:69188
@OFF:0x1e741
@SPK:［真魚］
@JPN:　そんなのもっと困るよぉ！　人前であんなコトされたら……。
@ENG:

@IDX:69191
@OFF:0x1e7b1
@SPK:[\protag]
@JPN:　じゃあ、一昨日みたいにした方がいいのか？　僕はそれでも構わないけど……。
@ENG:

@IDX:69193
@OFF:0x1e83e
@SPK:［真魚］
@JPN:　い、いやに決まってるでしょ！　そんなの！
@ENG:

@IDX:69196
@OFF:0x1e89e
@SPK:[\protag]
@JPN:　じゃあ、どうしろっていうんだよ。
@ENG:

@IDX:69198
@OFF:0x1e903
@SPK:［千草］
@JPN:　はい、これ……。
@ENG:

@IDX:69201
@OFF:0x1e94b
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？　ろ、ローション？
@ENG:

@IDX:69203
@OFF:0x1e9a6
@SPK:［千草］
@JPN:　そう、それをつけてさっさと入れちゃってちょうだい。あなたたちの痴話喧嘩なんか見たくもないから。
@ENG:

@IDX:69206
@OFF:0x1ea3c
@SPK:[\protag]
@JPN:　わ、分かりました……。ごめんな、真魚？　少しはこれで楽になるだろ？
@ENG:

@IDX:69208
@OFF:0x1eac3
@SPK:［真魚］
@JPN:　い、いやっ！　そんなのつけない……あぁっ！　や、やめ……あふぅっ！　こんな……こんなトコでするのはイヤァァ！
@ENG:

@IDX:69211
@OFF:0x1eb67
@SPK:[\protag]
@JPN:　ゴメンな？　１０人よりはマシだと思ってくれ。
@ENG:

@IDX:69213
@OFF:0x1ebd8
@SPK:［真魚］
@JPN:　ヤ……ヤダ！　やめて！　ヤメ……ひっ！？　イッ、イヤァ！
@ENG:

@IDX:69214
@OFF:0x1ec9f
@SPK:
@JPN:　狭隘な真魚の胎内に、ローションにまみれた肉棒が　ジュブジュブと音を立ててめり込んでいく。
@ENG:

@IDX:69215
@OFF:0x1ed07
@SPK:
@JPN:　このまま、一気に……。
@ENG:

@IDX:69216
@OFF:0x1ed2d
@SPK:
@JPN:　半分ほどが入ったところで一気に腰を進め、体重の　乗った一撃を子宮口に叩きつけた。
@ENG:

@IDX:69219
@OFF:0x1edc9
@SPK:[\protag]
@JPN:　根本まで入ったぞ……動くからな？
@ENG:

@IDX:69221
@OFF:0x1eee4
@SPK:［真魚］
@JPN:　ヤダよぉ……こんなの、ヤダよぉ……。
@ENG:

@IDX:69224
@OFF:0x1ef40
@SPK:[\protag]
@JPN:　すぐ楽にしてやるよ……。
@ENG:

@IDX:69226
@OFF:0x1effa
@SPK:［真魚］
@JPN:　はぁっ、あぐぅ！　……う、動かないでよぉ……お願い、もう……くっ、うはぁぁ！
@ENG:

@IDX:69229
@OFF:0x1f07e
@SPK:[\protag]
@JPN:　はぁ、はぁ、はぁ……。
@ENG:

@IDX:69231
@OFF:0x1f0d9
@SPK:［真魚］
@JPN:　あっ、ああっ……ひ、ひぐぅっ！　……動か……ないで……。
@ENG:

@IDX:69233
@OFF:0x1f156
@SPK:［真魚］
@JPN:　ひぁ！　助けて……センパイ……やっ、んぁぁぁ！
@ENG:

@IDX:69236
@OFF:0x1f1bc
@SPK:[\protag]
@JPN:　お、一昨日よりずっと……気持ちイイよ……。
@ENG:

@IDX:69238
@OFF:0x1f22b
@SPK:［真魚］
@JPN:　はぁ、はぁ、はぁ……んぁ、はぅぅぅッ！
@ENG:

@IDX:69240
@OFF:0x1f34c
@SPK:［真魚］
@JPN:　も、もうやめて……せんせ……何でもするから、許して……。
@ENG:

@IDX:69241
@OFF:0x1f3b8
@SPK:
@JPN:　泣こうが喚こうが、ひたすら腰を振り続ける。
@ENG:

@IDX:69242
@OFF:0x1f3f2
@SPK:
@JPN:　誰が何と言おうと、やめてなどやらない。
@ENG:

@IDX:69243
@OFF:0x1f428
@SPK:
@JPN:　副院長の許可があるのだからこの病院で恐れるもの　など何もない。
@ENG:

@IDX:69244
@OFF:0x1f476
@SPK:
@JPN:　ある意味、免罪符を得た信者のようなものだ。
@ENG:

@IDX:69246
@OFF:0x1f4f9
@SPK:［真魚］
@JPN:　……い、や……もう、ヤダよぉ……
@ENG:

@IDX:69247
@OFF:0x1f590
@SPK:
@JPN:あん！　あふっ、ふぁぁ！
@ENG:

@IDX:69249
@OFF:0x1f5eb
@SPK:［真魚］
@JPN:　あっ、あぁ……た、助けて……たすけ、てぇ……センパイ……タスケテ……。
@ENG:

@IDX:69252
@OFF:0x1f669
@SPK:[\protag]
@JPN:　……真魚……真魚ぉ……。
@ENG:

@IDX:69254
@OFF:0x1f77c
@SPK:［真魚］
@JPN:　ふあっ、ああっ！　ん、んんっ……あっ、ああんっ！　はぁ、はふぅぅぅ……んっ、くぅんっ！
@ENG:

@IDX:69257
@OFF:0x1f80a
@SPK:[\protag]
@JPN:　ま、真魚……感じ、るか？
@ENG:

@IDX:69259
@OFF:0x1f867
@SPK:［真魚］
@JPN:　あっ、あぁっ、……う、うん……くぅ、くぅんっ！
@ENG:

@IDX:69261
@OFF:0x1f937
@SPK:［真魚］
@JPN:　くふっ……ふぅ、ふぁぁっ！　い、イヤなのに、こんなのイヤなのに……イイ、イイのォ！　気持ちイイのぉ！　あぁぁっ！
@ENG:

@IDX:69262
@OFF:0x1f9db
@SPK:
@JPN:　ついに真魚の口から、拒絶の声が出なくなった。
@ENG:

@IDX:69263
@OFF:0x1fa17
@SPK:
@JPN:　僕から逃れようとしていた身体は自ら腰を動かし、　否定と苦痛に喘いでいた唇からは快感の吐息が漏れ　ている。
@ENG:

@IDX:69264
@OFF:0x1fa8f
@SPK:
@JPN:　身体も言葉も、全てが僕を受け入れている。
@ENG:

@IDX:69266
@OFF:0x1fb10
@SPK:［真魚］
@JPN:　あふぅ、あふぅっ！　イイッ！　イイのぉ……。もっとぉ……もっと、イッパイ突いてぇ……あはっ！
@ENG:

@IDX:69269
@OFF:0x1fba4
@SPK:[\protag]
@JPN:　こ、こうか？
@ENG:

@IDX:69271
@OFF:0x1fbf5
@SPK:［真魚］
@JPN:　あっ！　イイのッ！　いまの、イイのっ！　もっと……ふぁ、もっとぉ！
@ENG:

@IDX:69274
@OFF:0x1fc6f
@SPK:[\protag]
@JPN:　じゃあ……これで……！
@ENG:

@IDX:69276
@OFF:0x1fd80
@SPK:［真魚］
@JPN:　くっ、ふぁぁッ！　やぁん……くる、きちゃうぅぅ……。私、とんじゃうよぉぉ！
@ENG:

@IDX:69278
@OFF:0x1fe6c
@SPK:［真魚］
@JPN:　あ、あぁ！　ひっ、ひぁっ！　も、もうダメ……私、私……。
@ENG:

@IDX:69281
@OFF:0x1fedc
@SPK:[\protag]
@JPN:　イクのか？　イクんだな？
@ENG:

@IDX:69283
@OFF:0x1ffef
@SPK:［真魚］
@JPN:　うんっ、うんっ！　イク……イッちゃう……イッちゃうのっ、あぅっ……ふぁぁぁっ！
@ENG:

@IDX:69286
@OFF:0x20075
@SPK:[\protag]
@JPN:　……よく言えたな？　じゃあ、ご褒美だ……。
@ENG:

@IDX:69288
@OFF:0x200e4
@SPK:［真魚］
@JPN:　あっ、あふぅぅ！　かけて……私にかけてぇ！　イッパイ……ひあぁぁっ！
@ENG:

@IDX:69291
@OFF:0x20160
@SPK:[\protag]
@JPN:　真魚……イクぞ……イクぞ……イクぞ……。
@ENG:

@IDX:69293
@OFF:0x20226
@SPK:［真魚］
@JPN:　くっ、くぅぅッ！　イク……イクイクッ！！　とんじゃうぅ！とんでっちゃうぅぅ！！
@ENG:

@IDX:69296
@OFF:0x202ac
@SPK:[\protag]
@JPN:　くぅっ！！！
@ENG:

@IDX:69297
@OFF:0x203c5
@SPK:
@JPN:　真魚の口から、絶頂の悲鳴が迸った。
@ENG:

@IDX:69298
@OFF:0x203f7
@SPK:
@JPN:　それに合わせて肉棒を引き抜き、白いお腹にご褒美　の白濁を振りかけてやる。
@ENG:

@IDX:69300
@OFF:0x20498
@SPK:［真魚］
@JPN:　はあ、はあ、はあ、はあ、はあ……。
@ENG:

@IDX:69303
@OFF:0x204f2
@SPK:[\protag]
@JPN:　ふぅ、ふぅ、ふぅ……。
@ENG:

@IDX:69304
@OFF:0x2053e
@SPK:
@JPN:　牝として完全に屈服させた。
@ENG:

@IDX:69305
@OFF:0x20568
@SPK:
@JPN:　これで真魚は、もうお前のモノだ……。
@ENG:

@IDX:69306
@OFF:0x2059c
@SPK:
@JPN:　ドロドロと流れ落ちていく白濁が、僕の心の闇に、　そう語りかけているように感じた……。
@ENG:

@IDX:69307
@OFF:0x20715
@SPK:
@JPN:　僕が後始末を終えて服を整えても、真魚はグッタリ　と虚ろな目でシーツの皺を見つめていた。
@ENG:

@IDX:69308
@OFF:0x2077b
@SPK:
@JPN:　瞬きすらしないその瞳からは涙がこぼれ、口元から　垂れた涎と共に、シーツにシミを作っている。
@ENG:

@IDX:69311
@OFF:0x20821
@SPK:[\protag]
@JPN:　……真魚……。
@ENG:

@IDX:69313
@OFF:0x20991
@SPK:［千草］
@JPN:　……どうかした？　まさか情が移った？
@ENG:

@IDX:69316
@OFF:0x209ed
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ、いえ……そんなことは……。
@ENG:

@IDX:69318
@OFF:0x20a50
@SPK:［千草］
@JPN:　そう？　ならいいわ。ずいぶん疲れたみたいね？　後の始末は私がしておくから、あなたは部屋に戻って休みなさい。
@ENG:

@IDX:69321
@OFF:0x20af2
@SPK:[\protag]
@JPN:　はい……あの、御堂さんは？
@ENG:

@IDX:69323
@OFF:0x20bc7
@SPK:［千草］
@JPN:　なぁに？　そんな顔してまだ足りないの？
@ENG:

@IDX:69326
@OFF:0x20c25
@SPK:[\protag]
@JPN:　あの……その……。
@ENG:

@IDX:69328
@OFF:0x20c7c
@SPK:［千草］
@JPN:　あの子だったら今頃は５人くらいに囲まれてるはずよ。何ならあなたもやる？
@ENG:

@IDX:69331
@OFF:0x20cfa
@SPK:[\protag]
@JPN:　い、いえ、もう充分です……じゃあ、失礼しました……。
@ENG:

@IDX:69333
@OFF:0x20ded
@SPK:［千草］
@JPN:　あ、ちょっと待って。大事なこと言うの忘れてたわ。
@ENG:

@IDX:69336
@OFF:0x20e55
@SPK:[\protag]
@JPN:　大事なこと？　何でしょう。
@ENG:

@IDX:69338
@OFF:0x20f2a
@SPK:［千草］
@JPN:　明日であなたの仕事は終わりなの。それで、少し早いけどお疲れ様って言っておくわ。
@ENG:

@IDX:69341
@OFF:0x20fb0
@SPK:[\protag]
@JPN:　明日で終わり？　そうですか……。
@ENG:

@IDX:69343
@OFF:0x2108b
@SPK:［千草］
@JPN:　どうしたの？　嬉しくなさそうね……。
@ENG:

@IDX:69346
@OFF:0x210e7
@SPK:[\protag]
@JPN:　いえ……で、その後はどうしましょうか？　予定通り休みで構わないんですか？
@ENG:

@IDX:69348
@OFF:0x211ea
@SPK:［千草］
@JPN:　そうね……御堂さんと佐伯さんの調教を任せるわ……っていうのは冗談として……。
@ENG:

@IDX:69351
@OFF:0x2126e
@SPK:[\protag]
@JPN:　御堂さんと真魚の調教ですね？　分かりました……。
@ENG:

@IDX:69353
@OFF:0x21350
@SPK:［千草］
@JPN:　ちょっと、冗談だって言ったでしょ？
@ENG:

@IDX:69356
@OFF:0x213aa
@SPK:[\protag]
@JPN:　では、失礼します……。
@ENG:

@IDX:69358
@OFF:0x21405
@SPK:［千草］
@JPN:　あなた、人の話を……！
@ENG:

@IDX:69359
@OFF:0x214a8
@SPK:
@JPN:　真魚……これからは、ずっと一緒だ……。
@ENG:

@IDX:69360
@OFF:0x214de
@SPK:
@JPN:　お前も、お前の大好きな先輩も、ずっと僕が面倒を　見てやる……。
@ENG:

@IDX:69362
@OFF:0x21546
@SPK:　ずっと
@JPN:…
@ENG:

@IDX:69363
@OFF:0x21554
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:69365
@OFF:0x21580
@SPK:ずっと
@JPN:…
@ENG:

@IDX:69366
@OFF:0x2158e
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:69367
@OFF:0x2159c
@SPK:
@JPN:。
@ENG:

@IDX:69368
@OFF:0x216f2
@SPK:
@JPN:　薄暗い室内で絡み合う、２つの肉体。
@ENG:

@IDX:69369
@OFF:0x21724
@SPK:
@JPN:　狭い室内に、互いの熱い吐息と混ざり合った性臭が　充満している。
@ENG:

@IDX:69371
@OFF:0x217bb
@SPK:［真魚］
@JPN:　あ、あんっ！　ねえ、もっとぉ……まだ終わっちゃヤダよぉ！
@ENG:

@IDX:69374
@OFF:0x2182b
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ、ああ……もちろんだ……。
@ENG:

@IDX:69376
@OFF:0x2188c
@SPK:［真魚］
@JPN:　ふぁ！　あっ、あぁんっ！　あぁぁ……あんっ！　ひぁ、あぁぁぁ……気持ち、イイよぉ……！
@ENG:

@IDX:69378
@OFF:0x21927
@SPK:［真魚］
@JPN:　あんっ、あんっ、あっ……お尻が、勝手に……勝手に動いちゃうよぉ……ひんっ、んんぁぁぁ！
@ENG:

@IDX:69381
@OFF:0x219b5
@SPK:[\protag]
@JPN:　いやらしいな、真魚は……丸見えだぞ？
@ENG:

@IDX:69383
@OFF:0x21a1e
@SPK:［真魚］
@JPN:　イイのぉ……見られたって、平気なのぉ……もっと……もっといやらしい私のアソコ、見てぇ……イッパイ突いてぇ！　あっ、あんっ……ふあぁぁぁ！
@ENG:

@IDX:69384
@OFF:0x21ad8
@SPK:
@JPN:　淫らに腰を振り、愛液を垂れ流す真魚……。
@ENG:

@IDX:69385
@OFF:0x21b10
@SPK:
@JPN:　真魚の身体に肉棒を突き立て、遮二無二責め立てる　僕……。
@ENG:

@IDX:69386
@OFF:0x21b58
@SPK:
@JPN:　……これが、いまの日常。
@ENG:

@IDX:69387
@OFF:0x21b80
@SPK:
@JPN:　目覚めてすぐ真魚と繋がり、そのまま一日中互いの　身体を貪り合う。
@ENG:

@IDX:69388
@OFF:0x21be0
@SPK:
@JPN:　食事も一緒、トイレも風呂も一緒……。
@ENG:

@IDX:69389
@OFF:0x21c14
@SPK:
@JPN:　疲れたら眠り、目覚めては貪る……。
@ENG:

@IDX:69390
@OFF:0x21c46
@SPK:
@JPN:　もはや互いの身体しか眼中にない。
@ENG:

@IDX:69391
@OFF:0x21c76
@SPK:
@JPN:　それが、僕と真魚の全てだ……。
@ENG:

@IDX:69393
@OFF:0x21db1
@SPK:［千草］
@JPN:　……で、これがずっと続くの？
@ENG:

@IDX:69395
@OFF:0x21e14
@SPK:［男の声］
@JPN:　はい。一日の約３分の２はこのままです。時には眠った相手を犯し続けることも……。
@ENG:

@IDX:69397
@OFF:0x21ea7
@SPK:［千草］
@JPN:　浅ましい……これじゃ何のデータにもならないわ。
@ENG:

@IDX:69399
@OFF:0x21f1c
@SPK:［男の声］
@JPN:　……処分いたしますか？
@ENG:

@IDX:69401
@OFF:0x21f77
@SPK:［千草］
@JPN:　そうね……いえ、いいわ。このまま観察を続けて。
@ENG:

@IDX:69403
@OFF:0x21fec
@SPK:［男の声］
@JPN:　このまま……ですか？　しかし……それでは……。
@ENG:

@IDX:69405
@OFF:0x2205f
@SPK:［千草］
@JPN:　そうね、分かったわ……残りの１体はあなたの自由にしていいから。そのかわり、この２体には手を出さないでちょうだい。
@ENG:

@IDX:69407
@OFF:0x22116
@SPK:［男の声］
@JPN:　はっ……分かりました。ご配慮感謝いたします。それでは失礼いたします……。
@ENG:

@IDX:69409
@OFF:0x221cd
@SPK:［真魚］
@JPN:『あぁんっ！　ねえ、もっとぉ……もっと突いてぇ。まだ、まだ終わっちゃヤダよぉ！』
@ENG:

@IDX:69411
@OFF:0x22260
@SPK:［真魚］
@JPN:『あんっ、あんっ、あっ……ああん！　動いちゃう。お尻が勝手に動いちゃうよぉ……ひんっ、んんぁぁぁ！』
@ENG:

@IDX:69413
@OFF:0x22421
@SPK:［千草］
@JPN:　フフフ……ホント、浅ましいわね……。
@ENG:

